マウスES細胞から人工肝臓、症状回復に成功…岡山大

様々な臓器になる能力がある胚(はい)性幹(ES)細胞からつくった肝細胞で人工肝臓を作製し、肝不全のマウスに移植して症状を回復させることに、岡山大大学院医歯薬学総合研究科の小林直哉助手らのグループが成功した。

 肝炎などで肝機能が低下した患者の補助装置などへの応用が期待される。科学誌ネイチャー・バイオテクノロジー電子版に発表した。

 小林助手らは、マウスのES細胞を人の肝臓にある血管内皮細胞や肝細胞増殖因子などと一緒に培養して、7割という高率で肝細胞にすることに成功。さらに京都大再生医科学研究所と共同で、血液の成分を透過させる特殊な膜を使って1・5センチ四方の小型の袋状の人工肝臓を開発した。

(読売新聞) - 11月7日11時36分更新

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