オリオンビール 野菜の施設栽培へ
トマトなど新技術導入へ
オリオンビール(仲村文弘社長)が新規事業として、施設栽培によるトマトや葉野菜などの生産事業を始めることが27日、分かった。来年3月までに施設栽培の新技術を開発したメビオール(神奈川県、森有一社長)の生産システムを導入。来年夏の本格稼動を目指し、設置場所や販売方法などについて見当を進めている。仲村社長は「県産野菜が不足する夏場にも供給することで、県経済饒波店に貢献したい。ビールに次ぐ事業に育てていきたい」としている。
来夏の稼動目指す
オリオンビールは昨年、商品開発部を立ち上げ、ビール製造以外の食品や農業分野への進出を検討。これまでに健康補助食品「オリオンビール酵母」を開発したほか、農業分野として、新技術を導入した野菜生産に乗り出す方針を固めた。
メビオールは、高分子の特殊フィルムを使い、少量の土や養液でする「ハイメック栽培」を開発。八重瀬長の実証ハウスで研究を進めている。26日には、同町内の青果生産加工・流通業者や琉球大学工学部と提携し、糖度や栄養価を高めた機能性野菜の周年安定生産と出荷システムの開発を進めていくことを発表している。
オリオンビールは、同社の技術指導を受けながら、採算性などの検討を進めており、年度ないに約1300平方メートルの施設を建設する予定。販売方法や採算性などを踏まえて、拡大も市やに入れる。
仲村社長は「野菜生産をきっかけに、ビール以外の食文化の分野にも進出していきたい」と話している。
琉球新報・沖縄タイムス(2007年6月28日)より
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