「モズク」の成分、化粧品に(金秀バイオ)
日本経済新聞(2008年11月5日)
健康食品メーカーの金秀バイオ(沖縄県糸満市、玉元清社長)は沖縄近海で取れる海藻の「モズク」から抽出した成分「フコイダン」を、化粧品の素材として全国の化粧品メーカーに販売する。従来、栄養補助食品(サプリメント)などとして商品化していたが、化粧品向けを新たな収益源に育てる。
保湿性優れる「フコイダン」 素材として供給
フコイダンはモズクなどの海藻類に含まれる成分。海藻の粘り気の部分にある粘性多糖類の一種で、保湿性に優れる。動物実験レベルでは、がん細胞の増殖を抑える効果や抗肥満効果などが報告され、医薬品への応用研究も進んでいる。
同社は1998年にオキナワモズクからフコイダンを取り出すことに成功。安定的に抽出する方法を確立し、用途拡大を模索してきた。
フコイダンは液状の濃い褐色で、化粧品には使いにくかったが、独自の技術でほぼ透明に脱色することに成功した。保湿力などの特長を前面に出し、化粧品素材として全国のメーカーに売り込む。
すでに一部を先行して福岡県内のメーカーに供給している。
日本経済新聞2008年11月5日より
- by 沖縄県産業振興公社
- at 2008年11月05日
- [バイオテクノロジーニュース][産業振興公社からのニュース][バイオ企業からのニュース][2008年]