センダンに制がん効果 「犬猫用のサプリ販売」
琉球新報 朝刊(2009年10月6日)
生物資源研究所
県内に自生するセンダンの葉から中質した成分に、イヌやネコのがんを抑制する効果があることが生物資源研究所(名護市、根路銘国昭所長)の研究で分かった。 5日、那覇市の沖縄産業支援センターで研究成果を発表した。
生物資源研究所によると、イヌのがん9種、ネコのがん2種で実験したところ、すべてのがんで成長を抑制した。臨床実験でも副作用がほとんどなく、実験を行った動物病院の獣医の8割が効果を認めている。
共立製薬(東京、岡本雄平社長)ら、葉から抽出した成分を希釈した液体を健康補助サプリメント「犬猫用センダンα」(30ミリリットル入り)として1日から獣医向けに販売している。 原料のセンダンは県内で栽培されたものを使用している。
同社は年間6千本の販売を目標としている。ただ、どの成分ががんに作用しているかは分かっていないため、現段階では医薬品化の見通しは立っていない。
根路銘国昭所長は「既存の抗がん剤よりも効果があり、副作用もない。市場を独占できる可能性もある。産業の少ない沖縄で成功が期待できる植物だ」と話した。 センダンはセンダン科の落葉広葉樹。 熱帯から亜熱帯地域に広く分布する植物で、日本では主に南西諸島で自生している。
平成21年10月6日(火) 琉球新報 朝刊
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