GMP(Good Manufacturing Practice)
薬事法に基づいた医薬品適正製造基準。
- by
- at 16:55
- Trackbacks (0)
薬事法に基づいた医薬品適正製造基準。
ヒトの心房で作られる利尿作用のあるペプチド。心臓の心房細胞抽出液には実験動物に対して利尿作用、ナトリウム排泄作用のあることが1981年見出された。
半透膜(溶液成分の一部は通すが、他の成分は通さない性質を持った膜)を挟んで、溶媒と溶液が接しているとき、溶媒は半透膜を通って溶液側に浸透する。この溶媒の移動を止めるために必要な、溶液側に与えられる圧力のこと。
天然または合成のリン脂質により人工的に作らせた膜で、生体膜の機能を模したもの。空気と水の界面に作った単分子膜、単分子膜を張った水槽に 0.1~0.5mmの小孔をあけたテフロン板をいれ、単分子膜を幾層にも重ねた累積膜。脂質2重層よりなる閉鎖小胞を呈するリポソームなどがある。
人工種子は植物組織培養によって得られた不定胚あるいは不定芽を親水性樹脂のカプセルで包んだもの。人工種子は天然の種子のように天候に左右されることがなく、性質のそろったものを多量に生産できること、優れた性質をもつ作物、例えば雑種第1代品種のコピー(クローン植物)を短期間に無数に作れるという利点がある。
血液の代わりに酸素と二酸化炭素を運搬する化合物。現在開発中のものはいずれもフッ素をもった炭素化合物で、人工赤血球、酸素運搬性血漿増量剤、酸素輸液などともいわれる。赤血球中のヘモグロビンとは全く異なる物質で、酸素運搬能力はヘモグロビンより劣るが、患者の血液型に関係なく使用でき、肝炎やエイズなどの感染症の心配がないことが利点である。
神経細胞の機能調整因子、または神経伝達物質として働いているペプチドの総称。
ニューロン(神経細胞)で生産され、化学的シナプス(神経細胞間の接続部位)で放出され、標的サイオブに興奮または抑制の応答反応を起させる低分子量の物質。神経化学伝達物質ともいう。アセチルコリン、アドレナリン、ドーパミン、セロトニンなどのアミン類が最も古くから知られている。
イタリアのリタ・レビモンタルチーニによって、マウスの肉腫から発見されたアミノ酸120個からなるタンパク質で、末梢神経系における交換および知覚神経細胞の分化・成長・維持に必要な因子とされていた。
NGFは長い間、末梢神経系でしか作用せず、脳では働かないと考えられてきたが、1985年ドイツでNGFは大脳のコリン作動性神経細胞の分化・成熟および維持に必要な神経栄養因子であることが明らかにされ、老人性痴呆-アルツハイマー病などとの関係が注目されるようになった。
その後、87年日本で、脳内のNGFは神経細胞の隙間を埋めているアストログリア細胞で合成されていることを突き止め、さらに神経伝達物質の1種、カテコールアミンを利用して脳内のNGF合成量を増やしアルツハイマー病の症状を軽減させる可能性がでてきた。
神経細胞体と、それからでている2種の突起(軸索と樹状突起)を合わせた神経系の構造的および機能的単位で、ニューロンともいう。
細胞体の大きさは数μm~百数十μmにおよび、存在する場所によって大きさ、形、突起の状態が異なる。ニューロンの興奮と伝達は神経細胞膜のイオンチャンネルに依存している。ニューロンのエネルギー代謝は活発で、酸素の不足に対しては極めて弱い。
原核生物の対語で、細菌と藍藻を除く生物のこと。核膜に包まれた核を持ち、細胞質と核とを明確に区別する事ができる。核ではDNAがヒストンなどのタンパク質と複合体を作りクロマチン(染色質)を形成している。細胞分裂時には染色体を形成し、有糸分裂を行う。細胞質内には、複雑な細胞小器官(ミトコンドリア、小胞体、ゴルジ体、葉緑体など)が存在し、種々の膜が発達している。
ショットガンとは散弾銃のこと。組換えDNA実験で使われる方法の1つ。特定のDNA断片を選んでベクターにつなぎこみ、宿主に移してクローン化するのではなく、染色体DNAなどの断片すべてを、無差別にベクターにつなぎ込んでクローン化すること。
農業で利用される除草剤は、作物に対しては害が少なく、雑草に対しては強い殺草性を持つことが必要である。従って、農作物は何らかの形で除草剤耐性を持つことが望まれる。
植物体内で生産された後、作用部位に移動し、微量で生長促進、発芽促進、伸長抑制などの生理的機能を発揮する有機化合物。オーキシン、サイトカイニン、ジベレリン、アブシジン酸、エチレンなどがある。
植物の組織・器官・細胞などをガラス器あるいは培養槽で必要な栄養分、植物ホルモンなどを与えて増殖させること。
生育環境が好適に制御され、育苗、収穫、出荷が計画的かつ連続的に効率よく行われる農作物の生産システム。
植物に感染するウイルスの総称。特徴は、ウイルスや植物種、環境条件などに様々であるが、主なものではモザイク、黄化、萎縮、変形、壊死がある。
化学反応において、反応系に加えると反応速度を増大させる物質。このとき触媒となる物質に変化はない。生体内にある酵素も触媒である。
優良な雌ウシの仔を増産する為に開発された技術。ウシに通常、1回に1個しか排卵しないが、ある種のホルモンを投与すると7,8個から10個の排卵がみられる。これに人工授精を行い、4,5日後に子宮を洗浄して着床前の初期胚を回収し、予めホルモン処理によって偽妊娠状態にしておいた複数の雌ウシ(仮親)の子宮に移植して受胎させる。これが素y期胚移植で”人工妊娠“ともいう。
マウス顎下腺抽出物から得られた、上皮細胞の増殖速度を高める働きを持つ因子。実際には皮膚の細胞以外の多くの細胞の表面にEGFの刺激を受け止める受容体があり、細胞の分化や増殖が調節されている。
高等生物の染色体のうち、性染色体以外のもの。高等生物の体細胞では両親由来の2組の染色体をもっている。各々の対応する染色体は同型で、その同じ部位には同じ遺伝形質を支配する遺伝子があり、相同染色体という。ヒトの常染色体は22対、44本である。
小型のハエの1種で、代表的なものはキイロショウジョウバエである。大きさが2~3mmで、飼育が簡単で、世代時間が約2週間で子孫が200匹以上得られる。実験遺伝学の代表的な材料で、現在の分子遺伝学でも重要な役割を果たしている。
消化管の粘膜上皮などに含まれるホルモンの総称。胃腸ホルモン、GIホルモンともいう。セクレチン、ガストリン、コレシストキニン、ソマトスタチンなど10種類以上の消化管ホルモンが知られている。
遺伝的に同一な性質を持った生物のみを他から切り離して生育させること。主に微生物や動物、植物の細胞などで行われる手法。
遺伝的に均一な生物のこと。高等動植物は両親から得た2組のゲノムをもつ。ゲノム上の対応する各遺伝子は少しずつ異なり(ヘテロ結合)、交配によってえきた次世代は、親と完全には同じにならない。実験動物などでは、長期間近親交配を繰り返すことによって、対応する2組の遺伝子(対立遺伝子)が全て同じになったもの(ホモ結合)を作り出す事ができる。これが純系の動物である。
純系では原則的に全対立遺伝子が同じであり、純系内での交配によって子孫の性質が変ることはない。純系を用いた実験では再現性が良いため、実験動物としては最適である。また、変異が起こった場合、突然変異以外はすべて環境によるものと考えられるので、生物に対する環境因子作用の研究に有用である。
細胞外からの情報を受け取って細胞内に伝達するタンパク質。細胞は外部環境からの情報を受けてその代謝活動を変化させる。
培養正常細胞を可逆的に腫瘍細胞のような形態にし、増殖させるタンパク質因子。細胞がウイルスなどでガン化したとき、腫瘍増殖因子の遺伝子の発現が起こり、細胞外に分泌される。分泌された因子はこれに対する受容体を持った細胞に結合し、その細胞に腫瘍と同じような増殖を起させる。特にこの因子を分泌するガン細胞にその受容体があり、そのためガン細胞が無限増殖をするようになるのではないかと推定されている。
抗原を接種して個体の免疫系を働かせる能動免疫に対して、同種または異種の動物体内で作られた抗体を、免疫されていない固体に注射し免疫能を与えること。母親から胎児に血液を介して与えられる移行抗体による免疫も受動免疫の1つである。
組換えDNA実験で、組換えDNA分子を移入される生細胞を宿主といい、宿主に外来DNAを運ぶDNAをベクターという。この宿主とベクターとの組合せを宿主-ベクター系といい、大腸菌K12株(Escherichia coil K12)を宿主とするEK系、酵母(Saccharomyces cerevisiae)を宿主とするSC系、枯草菌(Bacillus subtilis)を宿主とするBS系が、我が国の組換えNA実験指針で使用が認められている。
DNAに損傷が起こったときにこれを元通りに復元する酵素。細胞ではDNAを損傷から守る機構が幾重にも張り巡らされており、突然変異が起こらないようにしている。なお、ヒトの遺伝子病に1種である色素性乾皮症はこの除去修復に欠陥があるためにおこる。
グラム陰性の好気性桿菌の1つの属を形成する細菌群で、土壌、淡水、海水に広く分布し、200以上の種がある。非常に多彩な有機物分解能力をもち、動植物体の分解を行うことにより自然界での炭素循環に寄与している。
DNAの特定塩基をメチル化する酵素。一般的にはRNAやタンパク質などを修飾する酵素は含まれない。原核生物ではアデニン(A)や(C)が、真核生物ではシトシンだけにメチル化が起こる。
筋肉の収縮に関与しているタンパク質の総称。筋肉の全量の20%を占めるタンパク質のうち、収縮の仕事をする筋原繊維はその75%にあたる。
終結コドン、ナンセンスコードなどといわれる。リボソーム上でメッセンジャーRNAの情報に従ってタンパク質生合成がなされるとき、構造遺伝子の終結を示す信号となる遺伝暗号。UAA,UAG,UGAの3種類があり、これに対応するアミノ酸が存在しないので、そのコードがあるとそこでタンパク質生合成が終結する。
タンパク質は1番目のアミノ酸、2番目のアミノ酸、3番目のアミノ酸・・・・というように直鎖状に並んでいるが、主鎖は1番目のアミノ酸のカルボキシル基と2番目のアミノ酸のアミノ基との間、2番目のアミノ酸のカルボキシル基と3番目のアミノ酸のアミノ基との間・・・というように隣接するアミノ酸同士がペプチド結合でつながっている。最後の端のアミノ酸カルボキシル基が空いており、この末端はカルボキシル基(COOH)にちなんで”C末端”と呼ばれる。アミノ酸配列を記載するときにはN末端を左に、C末端をを右にする。
天然の脂質の加水分解によって得られる脂肪族モノカルボン酸(鎖状、カルボキシル基を1つもつ化合物)の総称。
強力な成長促進作用を持つ植物ホルモンの1種。生理作用は茎葉の成長促進、休眠打破、開花促進、単為結実の促進などがある。ジベレリン処理による種無しブドウ(デラウエア種)が最も有名な実用例である。
ジフテリア菌によって作られる菌体外毒素で、1本鎖のペプチドからなるタンパク質。タンパク質生合成系のペプチド鎖の合成を阻害する。
ニューロン(神経細胞とそれからでる突起)とニューロンとの間、またはニューロンと筋肉などの作動体の間の接合関係、またはその接合部位をいう。接続部位では両方の端同士は膜により隔てられ、原形質のつながりはない。興奮はシナプスを介してニューロンからニューロンへ伝えられるが、この時神経伝達物質が放出される場合(化学シナプス)と、少量ではあるが単に活動電流の広がりだけが起こる場合(電気シナプス)がある。
核酸の構成成分であるピリミジン塩基の1つ。グアニンと3個の水素結合で結ばれて塩基対を作る。塩基部分にシトシンを含むヌクレオシドはシチジン、ヌクレオチドはシチジル酸という。塩基配列を示すときは、Cで表す。
GTP(グアノシン三リン酸)を調節因子とするタンパク質の一群で、タンパク質生合成の延長因子、細胞膜で外部からの情報伝達に関係するGタンパク質(G protein)、眼の光受容体に関連したトランスデューシン、ガン関連遺伝子rasの産物であるRASタンパク質など多くがこれに属している。
メッセンジャーRNAに相補的な配列をもつDNA。
医学・生物学の分野で用いられるサル類。ヒトに近縁であるため人間の疾患モデル動物として重要である。サル類は真猿類(高等霊長類)と原猿類(下等霊長類)に大別され、真猿類はさらに狭鼻類(旧世界サル)と広鼻類(新世界サル)に分けられる。現存するサル類は約200種だが、そのうち実験動物として使われる種はアカザルが最も多く、次いでカニクイザル、キイロヒヒ、コモンリスザル、チンパンジー、ミドリザル、ブタオザルとなっている。実験動物としてのサルの使われ方は、(1)原材料用、(2)試験・検定用、(3)サル自身を知るための研究用、(4)ヒトの疾患モデル動物の4つに分けられる。
強力な抗がん作用をもつ無機白金化合物。白金の錯化合物で、卵巣ガン、神経芽細胞腫などに有効性が高い。しかし強い副作用もあるので投与には工夫が必要である。
遺伝子の機能単位のことを示すが、遺伝子と同じ意味に使われている。タンパク質の構造遺伝子、転移RNAやリボソームRNAの遺伝子のこと。
コンブ目に属する海藻で日本沿岸に生育するコンブ,ワカメとの近縁種。20年以上生存可能で、その名のとおり数十~100mに達する。
DANの構成単位であるデオキシヌクレオチドと類似した構造だが、糖のデオキシ部位(OHがHになったもの)が一箇所多い。
医薬品適正製造基準