タンパク質リン酸化酵素(proteinkinase)
主にタンパク質のアミノ酸の側鎖の水酸基にアデノシン三リン酸(ATP)からリン酸基を転移して結合させる酵素。
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主にタンパク質のアミノ酸の側鎖の水酸基にアデノシン三リン酸(ATP)からリン酸基を転移して結合させる酵素。
DNAの遺伝子情報に基づいて生細胞内でタンパク質が合成されること。DNAの遺伝情報はメッセンジャーRNA(mRNA)に転写される。MRNAは細胞質にあるリボソームと結合し、ここで塩基配列情報がアミノ酸配列情報に翻訳され、タンパク質が合成される。
酵素や抗体などタンパク質の特異的機能を医療や工業等の分野へ有効利用するため、タンパク質に新しい機能を付与したり、天然には存在しない全く新しいタンパク質を設計し生産すること。現在、バイオテクノロジーの中心課題になっている。
タンパク質を有機化学的に合成すること。
細胞を構成し、生命活動を行う主要な高分子物質の1つ。20種類のアミノ酸が鎖状につながり、折りたたまれたり、ねじれたりした特定の三次構造(立体構造)をとる。それぞれのタンパク質のアミノ酸配列は、DNAにより決められ、数十個から数百個のアミノ酸がつながっている。
1986年に設立された世界初のタンパク質工学専門研究開発会社。政府が設立した基盤技術研究促進センターが70%出資し、民間14社が残り30%を出資している。
肝臓から分泌された胆汁(200~800ml/1日)を蓄え、4~5倍に濃縮するナス型の器官。胆嚢は迷走神経の刺激や小腸粘膜からの消化管ホルモンの1種のコレシストキニンの分泌により収縮して、出口の括約筋が開いて胆汁が放出される。
真核菌の1つ。きのこ。栄養体は菌糸であるが、子実体(茸)を形成し、それに担子器ができるので担子菌という。
酵母、細菌、糸状菌、藻類のような微生物を殺菌・乾燥したもの。試料用タンパク質として利用される。石油、天然ガスなどのエネルギー物質や、廃糖蜜、家畜糞尿、木材パルプ廃液などの廃棄物、あるいはデンプン、糖、セルロースなどの農作物を原料として、それぞれを炭素源として効率よく利用できる微生物を生育させる。
抗原の特定の部位に反応する均一な抗体。モノクローナル抗体ともいう。通常の抗原の免疫によって得られる抗体は、抗原の種々の部位に対して作られる多数の抗体の混合物(ポリクローン抗体)である。
雌が雄の関与なしに単独で行う生殖様式。
分子や原子の質量の単位。炭素の同位体元素12Cの1原子の質量の12分の1である。数値的には分子量に等しいが、分子量は1モル(mol)あたりの相対質量で無名数であるのに対し、ダルトンは“分子1個の質量”を表すのに使う。分子量の概念に当てはまらない染色体、リボソーム、ミトコンドリアなどの質量を表すのに使われる。タンパク質の分子量を表すのはキロダルトン(1000ダルトン:kd)が用いられ、DNAの場合にはメガダルトン(100万ダルトン:Md)が用いられる。
メッセンジャーRNAの転写を終結させるDNA配列のこと。RNA合成酵素はこの配列のところにくるとDNAからはずれる。
DNAの3’末端に、鋳型に依存せずにデオキシリボースを持ったヌクレオチドを長く連結させる酵素。リンパ球系の細胞にあり、抗体分子の多様化に何らかの働きをしている可能性があると考えられている。
タバコやトマトに見られるタバコモザイク病の病原ウイルス。TMVは細長い棒状で、約2300個の外被タンパク質分子がらせん状に並んで表面を覆っており、その中にウイルス遺伝子(1本鎖RNA)がらせん状に埋め込まれている。この遺伝子は全長6400塩基で4種類のタンパク質をコードしている。
X染色体(性染色体)の2個のうち1個が欠損、または一部が欠失したり、染色体構成の正常な細胞と異常な細胞が混在している染色体異常症の1種。XO症候群、卵巣形成不全症ともいう。女性だけに起こり、低身長、無月経が主症状。卵巣は発育不全を示す
グルコースやキシロースのような単糖が数個以上集まり、脱水縮合した糖。同一種の単糖からなる単純多糖(ホモ多糖)、異種単糖で構成された複合多糖(ヘテロ多糖)に分類される。ウロン酸やエステル硫酸を多く含むものを”酸性多糖”、中性糖のみからなるものを”中性多糖“という。
分化した細胞がその特徴を失って、分化する前のような状態の細胞に戻ること。植物の葉や花の細胞はそれぞれ分化したものだが、これを試験管内で培養すると、”カルス”と呼ばれる脱分化した不定形の塊になって増殖する。
動物の分化し成熟した細胞は体全体での制御をうけ、増殖が停止している事が多い。この細胞が何らかの原因で脱分化すると形態が変化し再増殖する。ガン細胞は1種の脱分化細胞であると思われる。
カやハエなどの双翅類、特にその幼虫の唾液腺の細胞に存在する通常の100倍以上の大きさの巨大染色体。この細胞ではDNAの複製は起こるが細胞分裂は起こらず、このため数千本の染色体DNAが分離せずに平行に束ねられたものになった。
微生物などが作用の異なる複数の抗菌剤に対して耐性になっている場合のこと。
21番目の常染色体が1個多く、出生数600に対して1の割合で出現する比較的頻度の高い染色体異常疾患の1つ。両親のいずれか一方の配偶子形成過程で、21番目の染色体が分離せずに起こるものが多い。
相同染色体の対応する同じ部位(遺伝座)にある同一遺伝形質をもつ遺伝子のこと。この対立遺伝子は進化の過程で様々な変異を受けたため、DNA配列が異なり、その指令するタンパク質の性質が異なる事が多い。
胎児の胎膜の一部と母体の子宮壁の一部が複合してできた器官。母体と胎児の血液間の物質交換(ガス交換、栄養素の吸収、老廃物の排泄など)と数種類のホルモンの分泌を行う。母体血と胎児血は直接行き来せず、数層の細胞層(胎盤閉門)により隔てられており、この層を通して物質交換が行われる。
タンパク質の3次構造(立体構造)が高温でも壊れにくく、酵素活性を保持している酵素。
大腸菌の1つの系統。現在、生物界で最も詳しい染色体地図が明らかにされており、組換えDNA実験の宿主として、広く使用されている。
キイロショウジョウバエで発見された形態形成、体節形成に関わる遺伝子群。昆虫類は多くの体節からできているが、体節数や、各体節がどのように分化するかを決定している遺伝子群がある。これらの遺伝子には”ホメオボックス”という共通の塩基配列がある。ホメオボックスは約200塩基対の配列をもち遺伝子間での相同性が高い。このようなホメオボックスの相同配列は、キイロショウジョウバエに限らず、両棲類、鳥類、哺乳類、ヒトのゲノムにも存在することが判明し、体節化遺伝子は広く生命体の発生、分化に関与し、体のパターンを決定しているものであると考えられる。
抗生物質などの抗菌剤に対する抵抗性が著しく高くなった微生物。通常の微生物は、抗菌剤(抗生物質など)がある濃度以上に存在すると生育が停止したり死滅する。この濃度をその微生物に対する最低阻止濃度(MIC)という。
微生物の代謝過程を人工的に制御して、目的の物質を大量に効率よく生産する発酵技術。
せまい意味では、酵素反応の拮抗的阻害剤をいい、広い意味ではビタミン、アミノ酸などの代謝を乱す物質のこと。前者は酵素の基質と構造が似ているため、酵素と結合する化学反応は起こらず、酵素と基質との結合を競争的に阻害する事により、酵素が基質と反応できなくなるような物質である。後者はビタミン、補酵素、アミノ酸、ヌクレオチド等と構造的、機能的に類似しているため、正常な代謝を乱してしまう。
代謝活動が異常に働いたり、低下したりすること。生命体のさまざまな代謝過程は複雑に関係し、お互いに制御しあって恒常性の維持(ホメオスタシス)を行う。
ある代謝系に異常が起こると、これを直そうとする力が働く。この機能を超えた異常が起こった場合疾病となる。
生命体が外部からエネルギー源を摂取して生命エネルギーにかえ、外部から摂取した物質を自己の生体成分にし、不要物を外部に放出する基本的な生命活動。新陳代謝。
体細胞[生殖細胞以外の全細胞]に起こる突然変異。個体発生のどの時期にも起こりうるが、特に初期と終期に起こりやすい。
生殖細胞以外の同種または異種の細胞を融合させてできた細胞。あるいはこの細胞を培養して得られた植物個体。
生物体を構成している全細胞のうち、生殖細胞以外のもの。個体発生時に生殖細胞系と分かれて体細胞系となった細胞は、体の様々な組織・器官を構成する細胞に分化する。一般に体細胞の染色体は2倍体(2n)であるが、生殖細胞は減数分裂により半数(n)の染色体を持った配偶子となる。
卵巣から取り出した卵を試験管内で精子と混和し、受精させること。この受精卵を培養して桑実胚ないし胚盤胞まで発育させ、これを母親の子宮に移植するといわゆる試験管ベビーが得られる。
ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラムの研究テーマ。
タンパク質工学、生体膜応用技術など。
組換えDNA技術、細胞融合技術、バイオリアクター、発生工学、細胞大量培養技術など。
醸造工業、発酵工業(アルコール発酵、アミノ酸発酵など)。細菌、酵母などをほとんど
自然のままか少し手を加えて使用している。
【疾患】
肥満
【エビデンス】
正常体重と肥満の人が高蛋白質を摂取すると、PYYの大幅な分泌が認められ、著しい満腹感を誘導した。
蛋白質を強化した餌をマウスに長期間与えると、血漿中のPYYレベルが上昇し、摂食が低下し、脂肪が減少した。
Pyy欠損マウスでは、蛋白質質による満腹感や体重低下作用に対して抵抗性を示し、超肥満になったが、PYYを投与すると肥満が解消された。
【出典】 Critical role for peptide YY in protein-mediated satiation and body-weight regulation. : Cell Metab. 2006 Sep;4(3):223-33.
キャリアや薬物に、生体内において標的部位に指向する性質をもたせ、選択的な輸送を行わせること。生体の異物処理機構などの生体が自然な状態で備えている機能を利用する受動的ターゲティングと、より積極的に特別な工夫をすることにより標的指向化を図る能動的ターゲティングがある。
ベクターにクローニングせずに、DNA断片を直接シーケンシングすること。
ベクターにクローニングせずに、DNA断片を直接シーケンシングすること。
大腸菌の1つの系統。染色体地図が明らかにされており組み換えDNAの宿主として使用されている。
グルコースやキシロースのような単糖だ数個以上集まり、水がとれてつながった糖。