チロシンキナーゼ(tyrosine kinase)

タンパク質リン酸化酵素。特定のタンパク質のアミノ酸の側鎖のうち、チロシンの水酸基にリン酸基を結合させる。

(株)先端医学生物科学研究所 より

チロキシン(thyrosine kinase)

甲状腺ホルモンのこと。甲状腺にあるチログロブリンというタンパク質分子中のチロシンがヨード化され、生成したヨードチロシンが2分子結合してできる、ヨードを4原子持った化合物。サイロキシンともいう。

(株)先端医学生物科学研究所 より

貯蔵タンパク質(storage protein)

植物の種子や実などの貯蔵器官に特異的に多量に蓄積されているタンパク質。厳密には次世代の成長にともなって分解されて窒素源やアミノ酸源として利用されるタンパク質のこと。

(株)先端医学生物科学研究所 より

超らせんDNA(supercoiled DNA)

DNAの2重らせん構造全体が、さらにねじれたらせん構造。超コイルDNAともいう。ワトソン-クリック型らせんと同じ向きの超らせんを”正の超らせん”、逆向きを”負の超らせん”という。染色体を構成するヌクレオソームは、ヒストンというタンパク質をDNAが巻いているが、このDNAも超らせんDNAである。

(株)先端医学生物科学研究所 より

腸内細菌(enteric bacteria , enterobacteria)

哺乳動物の腸内に住む細菌群のこと。成人の場合、1gの糞中に70~80種の菌が約1兆個いて、通常の糞便の約半分は腸内細菌であるといわれる。主なものはバクテロイデス、ビフィズス菌、連鎖球菌などであり、大腸菌は少ない。これらは宿主に対して有益な面と有害な面とを持ち合わせている。例えば、血液凝固に必要なビタミンKは腸内細菌が作る。一方、人の尿中、血清中のアンモニアは腸内細菌由来であるといわれている。

(株)先端医学生物科学研究所 より

超タンパク質(super protein)

生物体内で合成される天然のタンパク質は20種類のアミノ酸を材料としているが、この20種以外のアミノ酸を含む、天然には存在しないタンパク質。
超タンパク質の合成は将来、天然のものよりも優れた医薬品や、エレクトロニクスの素子などに利用できる機能性タンパク質の開発への道が開ける可能性を持っている。

(株)先端医学生物科学研究所 より

調節遺伝子(regulator gene , regulatory gene)

構造遺伝子(特定タンパク質のアミノ酸配列を指定する遺伝子)の発現を調節する遺伝子。調節遺伝子の産物自体もタンパク質である。

(株)先端医学生物科学研究所 より

超遠心機(ultracentrifuge)

1分間に5万回転以上という超高速回転で、タンパク質や核酸のような高分子物質を、分子量や粒子の質量の違いにより分離する装置。

(株)先端医学生物科学研究所 より

中枢神経系(central nervous system)

脊椎動物の神経系のうち、脳や脊髄など神経細胞が集中し、形態的にも機能的にも中枢をなしている部分のこと。これに対して、中枢からの情報を骨格筋や血管、各種臓器や分泌腺などに伝える神経と、感覚器からの情報を中枢に伝える神経は“末梢神経系”と呼ばれる

(株)先端医学生物科学研究所 より

チャイニーズハムスター卵巣細胞(Chinese hamster ovarian cell : CHO)

チャイニーズハムスターの卵巣から樹立された繊維芽細胞株。動物細胞を宿主として、組換えDNA技術により目的のタンパク質を生産するために用いられる。

(株)先端医学生物科学研究所 より

チミン(thymine : Thy)

主としてDNAに含まれるピリミジン塩基の1つ。DNAの2重らせんではアデニンと2個の水素結合により相補的塩基対をつくる。塩基配列ではTと表す。

(株)先端医学生物科学研究所 より

チミンダイマー(thymine dimer)

チミンの2量体。DNAに紫外線照射を行なうと、隣接するチミン間で化学結合が起こり2量体(分子が2個重合したもの)が形成される。このためDNAや RNAの合成異常がおこり、細胞は死滅する。この現象は初めチミンダイマーの発見により確認されたが、シトシンとの間にも結合が行なわれ、ピリミジンダイマーといわれる。細胞はこのピリミジンダイマーを元に戻したり(光回復)、障害のあるDNA部分を除去し修復する機能を持っている。しかし、遺伝病の1つである色素性乾皮症では除去修復機能が遺伝的に欠損している。

(株)先端医学生物科学研究所 より

チミジンキナーゼ(thymidine kinase : TK)

チミジン(チミンのデオキシヌクレオシド)をリン酸化してDNAの構成成分であるチミジル酸(T)を合成する酵素。DNA合成調節因子として重要な役割を担う。

(株)先端医学生物科学研究所 より

チトクローム(cytochrome)

微生物や高等生物の細胞にある酸化還元酵素。

(株)先端医学生物科学研究所 より

窒素固定遺伝子(nitrogen fixation gene : Nif gene)

窒素固定に関係している酵素の遺伝子。窒素固定生物は窒素固定酵素(ニトロゲナーゼ)を持っているが、この酵素はモリブデンと鉄を持つタンパク質で、2成分からできている。

(株)先端医学生物科学研究所 より

窒素固定(nitrogen fixation)

窒素ガスをアンモニアや硝酸のような、生物に利用できる形に変換すること。窒素固定生物は一般の細菌、光合成細菌、藍藻などのうちごく少数の種に限られている。これらの生物は窒素固定酵素(ニトロゲナーセ)をもっており、酸素のない状態で窒素ガスを還元しアンモニアにする。

(株)先端医学生物科学研究所 より

チオプロリン(thioprolin)

アミノ酸の1種プロリンの誘導体。タラちり食に多く含まれ、発ガン物質の生成を抑制する効果があることが国立ガンセンター研究所の研究で明らかになった。

(株)先端医学生物科学研究所 より

チーズ(成分:スタノール)

【成分】
スタノール

【疾患】
動脈硬化

【エビデンス】
スタノールを強化したチーズはコレステロールを5%低下させる。
【出典】 Effects of low-fat hard cheese enriched with plant stanol esters on serum lipids and apolipoprotein B in mildly hypercholesterolaemic subjects. Eur J Clin Nutr. 2006 May 24

株式会社ハプロファーマより

中等度好熱菌

55~75℃で生育する細菌の事。

(株)先端医学生物科学研究所 より