ぺリプラズム(periplasm)
大腸菌などのグラム陰性細菌では細胞膜の外側にペプチドグリカンでできた細胞壁があり、さらにその外側にリン脂質とリポ多糖(内毒素)からなる外膜がある。この細胞膜と外膜との間の空間をペリプラズムという。
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大腸菌などのグラム陰性細菌では細胞膜の外側にペプチドグリカンでできた細胞壁があり、さらにその外側にリン脂質とリポ多糖(内毒素)からなる外膜がある。この細胞膜と外膜との間の空間をペリプラズムという。
チトクロームc(微生物や高等生物の細胞にある酸化還元酵素)などに含まれるポルフィリンの1種。鉄イオンと結合して細胞内で酸化還元酵素の作用を行う。
ペクチン分解酵素。ペクチンは陸上植物の細胞壁に含まれる水溶性多糖類の1種で、ゲルを作る性質があり、食品工業、飲料などに利用されている。
ラクトース(乳糖)の分解と合成を行う酵素。
ヘモグロビンを構成するタンパク質の1つ。成人の正常ヘモグロビンのタンパク質部分はα-グロビン鎖2本とβ-グロビン鎖2本からなっている。
グロビンの遺伝子に欠陥があると正常なヘモグロビンができず、血液機能障害や重篤な貧血がおこる。
タンパク質を構成するペプチド鎖のとる2次構造のひとつ。
抗生剤不活性酵素の1つ。ペニシリンなどの抗生物質はβ-ラクタム環を持っており、この構造によって抗菌性が発現する。しかし、細菌の中にはこのβ-ラクタム環を加水分解して不活性にする酵素を持っているものがある。この酵素がβ-ラクタマーゼである。
アミノ基とカルボキシル基とが化学結合したものをアミド(アミノ酸の場合にはペプチド)というが、同一分子内でアミド結合が起こって環状になったものをラクタムという。このうち、カルボキシル基が、すぐ近くの炭素についてアミノ基と結合して4原子で環になったものをβ-ラクタムという。
ペニシリンなどの抗生物質は、このβ-ラクタム結合を持ち、この構造があることにより細菌の細胞壁を構成するペプチドグリカンの生合成を阻害し、細菌溶解作用を示すためβ-ラクタム抗生物質という。
細胞の融合などで、1つの細胞内に遺伝的に異なる核が融合せずに共存して、増殖している状態の細胞や胞子のこと。同じ核が共存する場合はホモカリオンという。共存する核数が一定しない場合と、2つの異なった核が常にペアになって増殖する場合とがある。後者を特に平衡型へテロカリオンという。
異質染色質。高等生物のクロマチンは細胞分裂時に強く凝縮し、顕微鏡で見えるような染色体を形成し、分裂後に再び脱凝縮してクロマチンに戻る。このとき、クロマチンの特定部分は凝縮したままになっている。これをヘテロクロマチンといい、一般的には転写について不活性であり、反復DNA配列が多い。
空気中の微粒子を濾し取る装置の中で、高性能のもの。
血漿中のアンチトロンビン(血液凝固を阻止する因子)と結合し、活性を促進する物質。
D-グルコサミンとL-イズロン酸を主成分とするムコ多糖体で、硫酸基を多く持つ。ヘパリンには血液凝固阻害作用のほかに、毛細管内皮細胞表面にあるリポタンパク質リパーゼ(脂肪分解酵素)を放出する活性があり、脂血清澄活性剤として利用されている。
アミノ酸間で、一方のアミノ酸のカルボキシル基(-COOH)ともう一方のアミノ酸のアミノ基(-NH2)との間で、脱水縮合反応が起こり次々にアミノ酸がつながり鎖状になったもの。この結合をペプチド結合という。
糖とペプチドからなる高分子で、大部分の原核生物の細胞壁の主成分。長い糖鎖を短いペプチド鎖で結んだ架橋構造をとる。
細胞膜は脂質とタンパク質でできた膜で、細胞内外の浸透圧差に抵抗できない。ペプチドグリカンは巨大な網状分子であり、細胞膜全面を包み込む閉じた袋状構造を形成し、その強い強度によって細胞内の浸透圧を支え、細胞形態を保つ役割を果たす。
ホルモン作用をもつペプチド。大きさはアミノ酸3個のものから数百個のものまであり、大きなものはタンパク質ホルモンとも呼ばれる。
タンパク質やポリペプチドを特定のアミノ酸の位置で切断するトリプシンのような酵素で分解し、生成物を薄層上(ろ紙やポリアクリルニトリル等)で2次元的に効率よく分離して得られたペプチド断片の分布図。または、分離方法のこと。
チトクロームc(微生物や高等生物の細胞にある酸化還元酵素)などに含まれるポルフェリンの1種。鉄イオンと結合して細胞内で酸化還元酵素の作用を行う。
へミセルロースを分解する酵素。へミセルロースとは、陸上植物細胞の細胞壁を構成する多糖類のうち、セルローズとペクチン以外のものである。
4個のピロール分子が環状につながった化合物であるポルフェリンに鉄イオンが結合したものをヘムといい、このヘムとタンパク質が結合したもののこと。
酸素分子を運搬するタンパク質の総称。血色素。一般的にはグロビンというタンパク質に、2価の鉄イオンを持ったポルフェリンであるヘムが結合した、ヘムタンパク質である。
らせん構造
過酸化水素や過酸化物を還元することにより基質(酵素によって作用を受ける化合物や分子)の酸化を触媒する酵素。パーオキシターゼともいう。
動物に感染する、代表的な大型2本鎖DNAウイルス。疱疹(皮膚疾患の1種で小豆状の水泡ができる)という意味。
突然変異誘起物質。
生物は自然な状態でも放射線の影響などにより突然変異と起こしその性質を変化させる。
自然状態よりも高い頻度で突然変異を起こさせる物質を変異原物質という。変異原物質は細胞内に入りDNAに結合したり、DNAを切断したりしてDNAの塩基配列を変化させる。
天然に存在する物質が物理的、化学的な作用によって、本来の状態とは異なった状態になること。タンパク質、核酸、糖質、脂質などそれぞれの複合体からなる生体内の高分子化合物は、どれも特定の立体構造をとることによりその機能を発揮するが、変性によって立体構造が変化すると本来の機能が行えなかったり、違う機能を持つようになる。一度変性したものをもとに戻すことのできる可逆変性と、もとに戻せない不可逆変性がある。
【疾患】
加齢による認知障害
【エビデンス】
ストロベリー抽出物添加、ブルーベリー抽出物添加、無添加エサを摂取したラットの3群間での脳内のドパミンレベルや迷路テストの比較解析。
ベリーを与えたラットが迷路テストの成績が良く、脳内のドパミンレベルも高かった。
【出典】 Beneficial effects of fruit extracts on neuronal function and behavior in a rodent model of accelerated aging. Neurobiol Aging. 2006 Jul 10
無酸素状態では全く生育できない細菌の事。