免疫(immunity)
脊椎動物に備わった重要な生体防御機構。生体が自己と非自己を識別し、非自己を排除する反応の総称。
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脊椎動物に備わった重要な生体防御機構。生体が自己と非自己を識別し、非自己を排除する反応の総称。
卵巣から取り出した卵を試験管内で精子と混和し、受精させること。この受精卵を培養して桑実胚ないし胚盤胞まで発育させ、これを母親の子宮に移植するといわゆる試験管ベビーが得られる。
植物の霜害は葉の組織内で、ある種の細菌(Pseudomanas syringae)などが分泌する蛋白質が核となり氷晶ができることにより起こる。このような細菌を氷核細菌という。アメリカのS.リンドウは Pseudomanas syringaeの氷核タンパク質遺伝子のクローン化に成功し、同時にこの遺伝子を除去した改造細菌により霜害を防止できる可能性を示した。
①細菌やウイルスなどの病原体が生体内に侵入してから、その結果、症状が現れるまでの期間。
②バクテリオファージが細菌に感染してから溶菌して子ファージが放出されるまでの期間。
同じ浸透圧を持っている溶液。
先天性代謝異常で、酵素の欠損によって代謝されずに蓄積した物質が、細胞内で集合したもの。ガングリオシド蓄積症、ムコ多糖症などでみられる。
特定の抗原分子または抗原決定基に対する宿主の免疫応答を支配する遺伝子。
抗原抗体反応の高い特異性を利用して、抗原、または抗体を検出、定量する方法。免疫検定法、免疫定量法ともいう。
生体が自己の物質に対して免疫反応を起こさないこと。
つまり、免疫系が自己と非自己とを見分け、自己に対する反応を抑制すること。このような免疫寛容が働かず、自己に対する免疫反応が起こることが自己免疫疾患である。
生体内に抗原が入ると、その抗原に特異的なT細胞やB細胞のクローンが増え、再度同じ抗原の刺激を受けると、鋭敏で強い免疫応答を示す。
最初の抗原刺激によって生じた現象を免疫記憶という。この免疫記憶の持続期間は、抗原によって異なるが一般的に数ヶ月から数年であるのに対して、感染したウイルスが生体内に残った場合は一生持続する場合がある。
全ての脊椎動物の体液中に存在し、リンパ系細胞によって生産されるタンパク質で、抗体、およびこれと構造上、機能上の関連をもつものの総称。体液性抗体ともいう。
抗原と抗体との特異的結合物のこと。抗原-抗体複合物ともいう。
T細胞、B細胞、マクロファージ、抗体、補体などの減少、欠損、機能異常により免疫応答能が低下して起こる疾病のこと。
難病の1つである自己免疫疾患(関節リウマチ、全身性エリテマトーデスなど)では自己の体の成分に対する免疫反応が発生し、それによって疾病状態になる
また、臓器移植などの場合、自己のものとは異なる細胞に対する免疫反応が起こり、移植臓器に対する拒否反応が現れる。これらを防ぐため免疫反応を抑えて、症状を軽活させ、移植臓器の定着を促進させるために用いる薬剤を免疫抑制剤という。
外界の状況に応じてその量が大きく変化する酵素。
適応酵素ともいう。例えば、大腸菌は培地に乳糖がないときは乳糖分解酵素(β-ガラクトシターゼ)を持っていないが、培地に乳糖があるとこの分解酵素が合成され、乳糖を分解し利用する事できる。
生体の反応や機能が生体内で行なわれる事を示す用語。
試験管内で反応や機能が行なわれる事を表す用語。