窒素固定遺伝子(nitrogen fixation gene : Nif gene)
窒素固定に関係している酵素の遺伝子。窒素固定生物は窒素固定酵素(ニトロゲナーゼ)を持っているが、この酵素はモリブデンと鉄を持つタンパク質で、2成分からできている。
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窒素固定に関係している酵素の遺伝子。窒素固定生物は窒素固定酵素(ニトロゲナーゼ)を持っているが、この酵素はモリブデンと鉄を持つタンパク質で、2成分からできている。
窒素ガスをアンモニアや硝酸のような、生物に利用できる形に変換すること。窒素固定生物は一般の細菌、光合成細菌、藍藻などのうちごく少数の種に限られている。これらの生物は窒素固定酵素(ニトロゲナーセ)をもっており、酸素のない状態で窒素ガスを還元しアンモニアにする。
神経細胞の機能調整因子、または神経伝達物質として働いているペプチドの総称。
ニューロン(神経細胞)で生産され、化学的シナプス(神経細胞間の接続部位)で放出され、標的サイオブに興奮または抑制の応答反応を起させる低分子量の物質。神経化学伝達物質ともいう。アセチルコリン、アドレナリン、ドーパミン、セロトニンなどのアミン類が最も古くから知られている。
イタリアのリタ・レビモンタルチーニによって、マウスの肉腫から発見されたアミノ酸120個からなるタンパク質で、末梢神経系における交換および知覚神経細胞の分化・成長・維持に必要な因子とされていた。
NGFは長い間、末梢神経系でしか作用せず、脳では働かないと考えられてきたが、1985年ドイツでNGFは大脳のコリン作動性神経細胞の分化・成熟および維持に必要な神経栄養因子であることが明らかにされ、老人性痴呆-アルツハイマー病などとの関係が注目されるようになった。
その後、87年日本で、脳内のNGFは神経細胞の隙間を埋めているアストログリア細胞で合成されていることを突き止め、さらに神経伝達物質の1種、カテコールアミンを利用して脳内のNGF合成量を増やしアルツハイマー病の症状を軽減させる可能性がでてきた。
神経細胞体と、それからでている2種の突起(軸索と樹状突起)を合わせた神経系の構造的および機能的単位で、ニューロンともいう。
細胞体の大きさは数μm~百数十μmにおよび、存在する場所によって大きさ、形、突起の状態が異なる。ニューロンの興奮と伝達は神経細胞膜のイオンチャンネルに依存している。ニューロンのエネルギー代謝は活発で、酸素の不足に対しては極めて弱い。
真核生物の核内にある構造体で、rRNAの転写やリボソーム構成タンパク質が結合してリボソームの組立てが行われる。
塩基と糖、リン酸からなるヌクレオチドで、糖の部分がリボースかデオキシリボースによって、RNAとDNAが大別される。
nanoは10-9倍を示す接頭語。1nmは10-9mである。
ガンの1種、バーキットリンパ腫の患者から採取した細胞をもとにして、スウェーデンで樹立されたリンパ芽球の細胞株。
DNA断片を高度に放射能標識化する方法の1つ。DNAにDNA分解酵素Ⅰのようなエンドヌクレアーゼを作用させると、2重鎖の一方のヌクレオチド鎖が切れ、糖の3’に水酸基が、5’にリン酸基が遊離した形になる。これをニックという。ニックが多いとニック間が短くなり2重鎖DNA切断が起こるが、ニックが少ないとDNA としては長いままだが、所々にニックの入ったDNAができる。
これに大腸菌のDNAポリメラーゼⅠを働かせると、この酵素はニックを認識しニックから3’末端方向に順次切り取って行きギャップをつくると同時に、この3’の水酸基にヌクレオチドを付加し、3’末端方向へ合成反応を起こす。この時、反応液に放射性同位体を標識したヌクレオチド三リン酸を入れておくと効率よくDNAに取り込まれる。
この方法により、任意のDNAを高い比活性で放射能認識する事ができる。これらのDNA遺伝子のクローン化での目的遺伝子の検出、DNA解析での特定遺伝子の検出などに使用されている。
窒素固定を行なう酵素。空気中の窒素を還元しアンモニアにする酵素で、根粒菌、アゾバクター、藍藻などが持っている。
ウイルス粒子は遺伝物質としてRNAかDNAのいずれかをもち、これがタンパク質の外殻(capsid)で包まれている。この外殻と核酸を合わせて“ヌクレオキャプシド”という。
プリン塩基またはピリミジン塩基と糖からなる化合物。糖部分がD-リボースのものをリボヌクレオシド、D-2-デオキシリボースのものをデオキシリボヌクレオシドという。
リボヌクレオシドはRNAの構成成分で、デオキシリボヌクレオシドはDNAの構成成分である。
DNA-ヒストン複合体の基本単位。
プリン塩基またはピリミジン塩基と糖からなるヌクレオシドの糖部分にリン酸がついた化合物。糖部分がD-リボースかD-2-デオキシリボースかによりヌクレオシドと同様、リボヌクレオシドとデオキシリボヌクレオシドとに区別される。
また、プリン塩基を含むものをプリンヌクレオチドといい、ピリミジン塩基を含むものをピリミジンヌクレオチドといい、核酸(DNA,RNA)は、プリンヌクレオチドとピリミジンヌクレオチドがつながったポリヌクレオチド(重合体)である。
突然変異により生じた無毛マウス。ヌードマウスは無毛であると同時に胸腺が欠損しており、胸腺依存の免疫系の機能(T細胞の機能)がない。そのため感染症に対する抵抗力が弱い、しかし細胞性免疫が働かないので、異種動物の組織が移植できる。免疫学、腫瘍学、感染学の領域で重要な意義をもつ実験動物
ウイルス、微生物、動物の種々の臓器に存在する酵素の1種。シアル酸(ニイラミン誘導体)を糖タンパク質や糖脂質から切り離す作用をもつ。特にインフルエンザウイルスのもつノイラミニダーゼ(NA)はウイルスの標的細胞への侵入に重要な働きをし、ウイルス抗原としても重要である。精製されたノイラミニダーゼは糖タンパク質や糖脂質の機能や構造の研究に用いられる。
DNA断片をアガロース平板で電気泳動し、その分離パターンのままニトロセルロース膜に吸着させる方法をサザン・ブロッティングというが、RNAを行なう同様の方法のこと。膜に吸着させたRNAは放射性同位体やビオチンをつけたDNA断片をプローブ(検出子)として検出される。
動物細胞の大量培養に用いる培地。