調節遺伝子(regulator gene , regulatory gene)
構造遺伝子(特定タンパク質のアミノ酸配列を指定する遺伝子)の発現を調節する遺伝子。調節遺伝子の産物自体もタンパク質である。
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構造遺伝子(特定タンパク質のアミノ酸配列を指定する遺伝子)の発現を調節する遺伝子。調節遺伝子の産物自体もタンパク質である。
抗生物質などの抗菌剤に対する抵抗性が著しく高くなった微生物。通常の微生物は、抗菌剤(抗生物質など)がある濃度以上に存在すると生育が停止したり死滅する。この濃度をその微生物に対する最低阻止濃度(MIC)という。
DNA上の遺伝子の位置関係を示す遺伝子地図に対し、DNAをその塩基配列に基づき、正確な点で切断して断片の長さを計って作成した物理的地図のひとつ。
DNAの塩基配列の違いを、制限酵素処理によって生じる断片の長さの違いに基づいて検出する方法。
細菌が自己防衛のために持っている酵素で、バクテリオファージや裸のDNAとして細菌内部に入ってくる外来DNAを、切断し排除する。特定の塩基配列を認識し、その中の任意の場所で切断するクラスⅠと、特定位置で2重鎖DNAを切断するクラスⅡに分けられる。
DNAに損傷が起こったときにこれを元通りに復元する酵素。細胞ではDNAを損傷から守る機構が幾重にも張り巡らされており、突然変異が起こらないようにしている。なお、ヒトの遺伝子病に1種である色素性乾皮症はこの除去修復に欠陥があるためにおこる。
化学反応で反応物から生成物ができる過程において、原子やイオンあるいは電子の授受が行われること。
DNAをRNAに転写する酵素。
DNA複製と異なりプライマーなしにDNA鋳型に相補的なRNA合成を開始できる。
リボ核酸の略称。DNA同様に糖とリン酸と4種類の有機塩基からなる。
DNAから遺伝情報を転写され、タンパク質への翻訳を担っている。
原核生物には少ないが、高等生物のゲノムの多くの部分にある、同じような塩基配列を持ったDNA配列の反復。その機能はまだ未解明である。
突然変異が起こり、野生型から変異型の遺伝形質をもつようになった細胞を、元の野生型の遺伝形質の戻すような突然変異のこと。
分子の立体構造が面対称でないとき(鏡像体)、光の旋光面を回転させる性質(旋光性)をもつ。
これを化合物の光学活性という。光学活性体には光の旋光面を左に回転させるもの(左旋性)と右に回転させるもの(右旋性)があるが、化学的に合成すると両者の等量混合物になる。この場合旋光性は認められずこのような等量混合物をラセミ体をいう。
組換えDNA実験でベクターとして使用されるプラスミドの1種。
プラスミド細胞内でコピー数を制御する機能が突然変異を受けて温度感受性になったため、高温でコピー数制御機能がなくなり、コピー数の増大が起こる。
トウゴマ(ヒマ)の種子に含まれる猛毒の糖タンパク質。
卵巣の黄体から分泌されるペプチドホルモン。女性の恥骨結合の弛緩と拡張、子宮頚管の軟化と子宮収縮の抑制、乳腺発達など出産に関した生理機能に関係している。
インド蛇木の根からとれるインドールアルカロイドの1種。中枢神経および交感神経の抑制効果があり、血圧降下剤、鎮静剤として使用されている
メンデル(G.J.Mendel)によってつくられた言葉で、潜在形質ともいい、優性形質の対語である。
2倍体細胞において一方の染色体の遺伝子が優性形質のものであり、他方の染色体の遺伝子が劣性形質のものであるときには、表現される形質としては優性形質のものとなり、劣性形質は表現されない。
RNAを遺伝子とし逆転写酵素(RNA依存DNA合成酵素)をもつウイルスの総称。
このためレトロウイルスの遺伝子RNAはDNAに転写され宿主の染色体DNAに組み込まれ、遺伝子治療ベクターとして利用される。
主に高等動物の腎臓から分泌されるプロテアーゼ(タンパク質分解酵素)の一種で、血圧上昇に関係している。
光の受容体タンパク質の1つ。
視紅ともいわれ、脊椎動物の網膜の桿体細胞(光を感じる細胞)に存在する。
リボソームRNA、分子量50万~200万。
タンパク質合成が行われるリボソームの構成要素。
タンパク質生合成の行なわれる場所。DNAの遺伝情報を転写しメッセンジャーRNA(mRNA)を結合し、遺伝情報に従いタンパク質を合成する機能を持つ粒子状のもの。