事業化に向けての課題及び今後の取り組み
生物シミュレーションによる大腸菌システムの再現性をより高度にするためには、本研究開発で扱った遺伝子に加え、残りの大腸菌遺伝子についてもPhenotype Microarrayによる表現型の解析が必要である。我々は、奈良先端大の森教授を中心に、コンソーシアムを設立し、研究を推進していく構想がある。
事業化に向けては、研究成果を活用して、以下の製品販売とサービス提供を行う。
1-4-1大腸菌遺伝子欠損株及び有用性データベースの販売
大腸菌のDNAマイクロアレイによる機能未知遺伝子の解析結果に加え、さまざまな環境中での組換え大腸菌の挙動を網羅的に解析する、Phenotype Microarrayによる表現型データを鑑みた有用遺伝子データベースを構築する。基本情報は無料で公開するが、欠損株と表現型データの組み合わせにより販売する方向で検討している。
1-4-2 受託解析サービスの提供
沖縄事業所にて、市場ニーズによる培地での受託解析サービスを開始する。早期には、大腸菌研究に直結した実験結果を望む大学研究室からの依頼を想定している。また、産業界では、ダイオキシン・環境ホルモン・重金属等の環境物質、抗生物質・既存医薬品、バイオセンサーおよび微生物を用いた物質生産において、市場ニーズがあると見込んでいる。
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- at 2007年06月07日