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   <title>バイオテクノロジー｜研究成果報告</title>
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   <updated>2009-06-16T09:27:46Z</updated>
   <subtitle>公社採択企業の研究成果発表。バイオテクノロジーの発展に貢献。</subtitle>
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   <title>当該プロジェクト連絡窓口</title>
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   <published>2009-06-16T09:26:56Z</published>
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   <summary>ソムノクエスト株式会社 代表取締役（統括責任者）　吉原浩一 〒901-0152　...</summary>
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      ソムノクエスト株式会社
代表取締役（統括責任者）　吉原浩一

〒901-0152　沖縄県那覇市小禄1831-1　沖縄産業支援センター5F
電話098-858-5753　　FAX098-858-5933
メール　yoshihara@somnoquest.com

      
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   <title>事業化に向けて</title>
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   <published>2009-06-16T09:24:40Z</published>
   <updated>2009-06-16T09:26:45Z</updated>
   
   <summary>１）特許による第三者参入の防御とブランド化対策 エキス製法、実証した有効性、有効...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.bio-portal.jp/result/">
      １）特許による第三者参入の防御とブランド化対策
エキス製法、実証した有効性、有効性の観測方法についてのPCT特許申請。

２）コスト削減対策

①エキス精製工場を複数確保し、コスト削減可能なメーカーを選択する。同時に将来的にISO、GMP基
　　準に対応できる企業を選択する。
②クワンソウ畑からの収穫物の安定確保にむけての提携農家の拡大。
③受注量の拡大によるエキス大量精製・製造化によるコスト削減。

３）販売先開拓戦略

①原料卸
クワンソウ乾燥葉、弊社オリジナル抽出エキス（ヒプノカリス）、エキス粉末の卸。
対象：（食品メーカー、飲料メーカー、お菓子メーカー、健康食品会社、健康食品販売会社等）
②プライベートブラインド
弊社企画でのクワンソウエキスを加工したゼリーサプリ、ミニボトルドリンク等をPB商品として取り扱う企
業を増やしていく。
③OEM受注
PB商品を発展させた追加成分の配合によるゼリーやドリンクの受託製造卸を実施する。
④PB商品、OEM開発商品の販売取扱いを実施。
⑤海外への輸出展開から、さらに日本への逆輸入によるブランド化

４）ブランディング

①沖縄クワンソウ普及協会によるクワンソウの食歴、伝承、今帰仁村の紹介等のPR活動を行う。
②日本睡眠学会第2009年度大会での学術報告（ポスター発表）を行いステイタスとエビデンス性をPR。
③睡眠関連WEBサイトとの提携。（睡眠全般の学術情報提供及び睡眠改善食品の研究情報の提供）

５）課題

①問屋ルートが未開発
②ドラッグストアールートで扱うには原料も、PB商品としての製造コストも高い。
③クワンソウ苗は安定収穫の株に育つまで約３年かかる。栽培地拡大に協力してくれる農家開拓。

      
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   <title>成果概要</title>
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   <published>2009-06-16T09:22:38Z</published>
   <updated>2009-06-16T09:24:34Z</updated>
   
   <summary>１）a)アキノワスレグサ葉において、入眠時間帯での鎮静効果を確認した。 　　b)...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.bio-portal.jp/result/">
      １）a)アキノワスレグサ葉において、入眠時間帯での鎮静効果を確認した。
　　b) アキノワスレグサ葉において（薬剤様の）耐性がないことを確認した。
　　c) アキノワスレグサ葉において（薬剤様の）蓄積性がないことを確認した。
　　d)葉の方が花よりも強い鎮静効果を示すことを確認した。

２）a)親水性フラクション、疎水性フラクションともに鎮静効果を確認した。
　　b)親水性フラクションにおいて特に強い鎮静効果を確認した。
　　c)親水性フラクションのさらに画分において、エキスよりもさらに強い抗うつ様効果を確認した。
　　d)親水性フラクションの画分において、複数の鎮静動態を確認した。

３）a)アキノワスレグサ葉エキス（以下葉抽出エキス）において入眠時間帯での鎮静効果を確認した。
　　b) 葉抽出エキスにおいて（薬剤様）耐性がないことを確認した。
　　c) 葉抽出エキスにおいて（薬剤様）蓄積性がないことを確認した。
　　d) 葉抽出エキスにおいて、単回投与から12時間以上経過した休息期（明期）に鎮静動態を確認し
　　　　た。
　　e) 葉抽出エキスにおいて、単回投与から38時間以降の休息期にもわずかな鎮静動態を確認した。
　　d) 葉抽出エキスにおいて、単回投与から2h以降の活動期（暗期）の活動量に鎮静動態はみられな
　　　　かた。

４）マウス長期投与において肉眼的観察での異常は認められなかった。

５）マウス長期投与後の生化学的血液検査においての、安全性を確認した。

６）a）葉抽出エキスにおいて適度な抗うつ様効果を見出した。
　　b) アキノワスレグサ花エキスにおいてわずかな抗うつ様効果を確認した。

７）a)葉抽出エキス投与において睡眠改善による疲労回復様効果が確認された。
　　b)同疲労回復様効果は睡眠薬以外、2種の抗うつ剤、カフェインでは確認されなかった。
　　８）葉抽出エキス投与の脳波測定において入眠促進効果、熟睡時間と熟睡度の増加を見出した。

９）a) 葉抽出エキスの一定した調整手法を確立した。
　　b) 葉抽出エキスの品質安定方法と基準値を確立した。

10）葉抽出エキス投与後の深部体温計測では、末梢血管拡張による軽度中時間の体温低下作用を見
　　出した。
　　
11）葉抽出エキスはセントジョーンズワートと同等のうつ予防的効果があり、バレリアン抽出物と比べて
　　その作用が強いことが確認された。

12）ヒトモニターの脳波試験の葉抽出エキス群において有意差はでなかったものの改善が示唆される
　　データを打つことができた。

13）在宅ヒトモニターの有効25症例にて有意差のある「睡眠時間の延長」を確認した。

14）同ヒトモニターにて有意差のある「翌日の眠気の減少」を確認した。

      
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   <title>研究体制</title>
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   <published>2009-06-16T09:18:08Z</published>
   <updated>2009-06-16T09:21:45Z</updated>
   
   <summary>（１）研究組織（10.5ポイント、強調） 当初は開発部として全員が動物行動試験、...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.bio-portal.jp/result/">
      （１）研究組織（10.5ポイント、強調）

当初は開発部として全員が動物行動試験、エキス製造・分画等にあたっていたが、平成20年度は「研究推進部」と「食品開発部」の2部体制とした。研究推進部は動物行動試験及び解析作業、分画による成分同定とヒトモニターまでを4名で行った。食品開発部は鎮静、不眠改善、抗不安、抗うつ、脳機能改善効果が期待される植物の探索とエキス作成、クワンソウエキスでの健康食品化に2名があたった。

１）研究部門
①研究推進部　　　②食品開発部

（２）管理体制（10.5ポイント、強調）

代表取締役（管理者）-----研究推進部長（現場管理）-----研究推進部門　-----副部長（実験棟管理者）
代表取締役（管理者）-----食品開発課長（現場管理）-----食品開発部門

（３）研究者氏名及び人員（10.5ポイント、強調）

（統括責任者）　代表取締役　吉原浩一　
（統括副責任者）研究推進部長　江口直美
研究推進部（部門責任者：副部長　土江伸誉）
食品開発部（部門責任者：課長　土屋雅子）

（研究員）
a)研究推進部：江口直美部長（平成20年11月より）・土江伸誉副部長・森田徹彦課長・与那嶺秀樹
b)食品開発部：土屋雅子課長・垣花みゆき（パート）
c)研究補助員：金城由希・生田麻美・鶴田裕文（アルバイト）

（４）外部からの指導・協力者名及び指導・協力事項（10.5ポイント、強調）

外部指導協力者

a)共同研究
上江洲栄子　琉球大学教育学部教授（平成18～19年度）
　・鎮静試験の餌作成／クワンソウ熱水抽出作業
　・長期投与試験マウス管理
　・長期投与安全性試験マウス採血／血液成分解析

上田智之　琉球大学医学部准教授（動物実験センター長）（平成20年度）
　・動物試験（行動試験系の環境対策、採血等）に対するアドバイス
　・食品の機能性評価に必要な新しい動物行動試験系へのアドバイス

裏出良博　大阪バイオサイエンス研究所第２研究部長（平成20年度）
　・クワンソウの既存物質含有量の特定
　・ヒト簡易脳波測定器での脳波解析テスト

川西和子　神戸薬科大学准教授（平成18～20年度）
　・クワンソウ葉成分の分画作業

江口直美　早稲田オリンパスバイオサイエンス研究所神経行動科学室長（平成18年～20年度）
　・クワンソウ葉成分分画指導
　・クワンソウエキス投与マウスの脳波測定、脳波解析
　・クワンソウ抽出エキス作成試験
　・クワンソウ抽出エキス、他物質による鎮静比較試験
　・クワンソウ抽出エキス、他物質による深部体温測定試験

b)指導等
名嘉村博　医療法人HSR名嘉村クリニック院長
　・院内施設でのヒト脳波測定試験実施と評価解析について。

内田直　早稲田大学スポーツ科学学術院教授
　・スポーツ選手（特にマラソンランナー）における睡眠改善と疲労回復性試験の可能性と
　　実験手法の実現性等について。

加藤誠也　琉球大学医学部病態解析医科学講座教授
　・ノックアウトマウスの動物実験棟への搬入と試験実施について。
　・病理解剖実施の際の注意点及び実施による研究発展の可能性について。

遠藤拓郎　医療法人社団快眠会理事長　スリープクリニック調布院長
　・ヒトモニター実施方法について。
　・医療現場における不眠治療カウンセリング、診断等の現状について。

加藤　司　東洋大学社会学部心理学科講師
　・大規模な睡眠満足度の測定方法と評価方法の検討について。

沖縄県工業技術センター技術支援班
　・クワンソウエキスの乾燥、抽出、濃縮、凍結乾燥等の際の器材利用について技術指導。

      
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   <title>研究開発の背景・研究目的及び目標</title>
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   <published>2009-06-16T09:17:00Z</published>
   <updated>2009-06-16T09:18:04Z</updated>
   
   <summary>（１）背景： クワンソウ《（和名アキノワスレグサ）：以下クワンソウ》は、沖縄本島...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.bio-portal.jp/result/">
      （１）背景：

クワンソウ《（和名アキノワスレグサ）：以下クワンソウ》は、沖縄本島と離島を含む海洋性亜熱帯気候に広く自生するユリ科ワスレグサ属の多年生単子葉植物で、その自生分布域のみならず、民間療法的利用記録を見ても、食材としても、沖縄に古くから根付いている伝承野菜として、まさに沖縄固有のものと言える。

その食材の記録としては1808年には冊封使歓待（御冠船料理）の献立に登場し、1832年琉球国宮廷料理等を記した琉国食療書『御膳本草』にも記されている。
民間療法的な利用方法としては、眠れない時、マラリアで熱が出て寝付けない時、鳥目の時など、様々な言い伝えがあるが、総じてみれば葉を食し「不眠症に効く」という伝承が多数を占めていた。

しかしながら、近年になるまで「不眠症」の定義は曖昧で、その科学的根拠を解明する手段と機会が十分になかった。また、クワンソウの研究をする自治体も本格的な栽培に取り組む農家も少なかった為、作物としての知名度は低く、栽培方法の研究記録も見当たらない野草に近い認識の植物である。
一方、折しも現代社会は①高齢化社会、②社会の夜型・短眠化、③うつ病患者の増加（併せて自殺者の増加）、④生活習慣病の増加、などから今や国民の4人に１人が睡眠障害を自覚している。日本においては過去20年間で最も平均睡眠時間が短い社会となり、世界を見ても睡眠改善薬等の市場は急激に拡大していることがあった。

（２）目的

沖縄に伝わる鎮静やリラックス作用があるといわれる植物の中から、最も多く不眠時の食用伝承を持つ、沖縄伝統野菜クワンソウに着目し、その「不眠症に効く」という有効性を動物行動学、脳波測定解析、中枢神経形態観察、血液生化学分析等、及びヒトにおいても脳波測定、体動測定、ストレスチェック等のフィジカルな数値測定解析とメンタル面における満足度等の測定解析を行い、科学的に睡眠改善効果とその特性、または鎮静様に見えるようなその他の有用な特性を実証し、さらにはその有効成分の特定、単離同定までを行い、有効性と安全性と作用機序を解明し、不眠症に悩む人々に貢献すること。

（３）目標

１）本天然植物の鎮静・睡眠改善・抗不安・抗うつ様作用の検証
　　２）活性物質分画の分類特定（アミノ酸類・多糖類等のフラクションベース）
　　３）活性物質分画の「ヒト」での有効性・安全性の実証
　　４）原料植物及び活性物質分画の安定した大量生産体制の確立
　　５）商品化プロトコールの確立（品質管理・定量分析により有効性検査方法等）
　　６）食品製品ベースの「ヒト」での有効性・安全性の検証

      
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   <title>当該プロジェクト連絡窓口</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.bio-portal.jp/result/2009/06/post_73.html" />
   <id>tag:www.bio-portal.jp,2009:/result//9.1102</id>
   
   <published>2009-06-16T09:14:21Z</published>
   <updated>2009-06-16T09:15:13Z</updated>
   
   <summary>オーピーバイオファクトリー株式会社　代表取締役　金本昭彦 メールアドレス：kan...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.bio-portal.jp/result/">
      オーピーバイオファクトリー株式会社　代表取締役　金本昭彦
メールアドレス：kanamoto@opbio.com
郵便番号：901-0152
沖縄県那覇市小禄1831-1
沖縄産業支援センター503
電話：098-891-8280
FAX：098-891-8281

      
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   <title>事業化に向けての課題及び今後の取り組み</title>
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   <published>2009-06-16T09:13:07Z</published>
   <updated>2009-06-16T09:14:05Z</updated>
   
   <summary>生物資源ライブラリーについて，海洋生物エキスについては現時点まで作製してきたもの...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.bio-portal.jp/result/">
      生物資源ライブラリーについて，海洋生物エキスについては現時点まで作製してきたものは有機溶媒で抽出をかけ，1度分配したのみである粗抽出液である。一方ユーザーのニーズとしては，分配したライブラリー及びできるだけ精製された化合物が欲しいとのことであるので，今後，付加価値を加える意味も込めて作製してきたエキスをベースにHPLCを用いた分画ライブラリー構築，更に，それらをベースにした化合物ライブラリーの充実を図れば更にニーズにマッチしたライブラリーになると思われる。


海洋生物エキスについては，非常に強い活性が見られることが多く，粗抽出エキスだと強い活性に弱い活性が隠れて検出できない事例が多々見られる。また，その隠れた活性中に新規の活性，新規化合物が見つかる可能性が高い。事実，名古屋大で見つかった神経突起伸張活性化合物（特許申請中）はそういった強い活性に隠れた活性成分であった。

また，弊社はこれまで独自では生物資源を収集するところに注力しており，スクリーニングは外部の共同研究先に依存していた。
今後知的財産を増やしていくためにも，オーピーバイオ独自のアッセイ系を立ち上げ，スクリーニングして行く必要があると考えられる。

微生物資源ライブラリーについては，現在，株としてのニーズがある放線菌，糸状菌，乳酸菌，酵母を中心に収集しているが，こちらについては，最近，量より質をというニーズの傾向が見られる。我々は上述の海洋生物エキスの高付加価値化と供に微生物資源ライブラリーについても高付加価値化を行うという意味も込めて，オーピーで得たシーケンス情報と既知化合物情報のデータベースを対比して，既知化合物をはじき，新規化合物がヒットし易いライブラリーの構築を行う予定である。

また，製薬企業等が採用しているアッセイ系を導入して1次スクリーニングをかけ，その結果についてDB化を行い，ユーザーが求める活性のヒット率が高いリソース作りを行って行きたいと考えている。更に，上述の独自で立ち上げるアッセイにかけていくことも並行させたい。

      
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   <title>成果概要</title>
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   <published>2009-06-16T09:11:19Z</published>
   <updated>2009-06-16T09:12:59Z</updated>
   
   <summary>（１）実験設備 静物資源収集拠点及びエキス抽出，分画，微生物分離，培養設備を導入...</summary>
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         <category term="オーピーバイオファクトリー株式会社" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.bio-portal.jp/result/">
      （１）実験設備

静物資源収集拠点及びエキス抽出，分画，微生物分離，培養設備を導入した研究所を石垣島に建設した。沖縄県全域にて収集した生物資源をOPBIO石垣ラボに集積してライブラリー構築を行った。

（２）海洋生物エキスライブラリー構築

①サンプリング
海洋生物サンプリングは資源保護とコンプライアンスに留意して，現在八重山海域，沖縄本島を中心に行っており，現在までに1117検体の海洋生物をサンプリングした。構成は約6割が海綿，2割が海藻，1割がソフトコーラル，残り1割がその他海洋生物となっている。

②海洋動植物同定
採集した海洋動植物は弊社で同定できないものは外部機関へ依頼している。海綿類については東京大学の伊勢氏（国内で唯一海綿類の同定ができる人物）に依頼した。属レベルで同定が止まる種も多いが，そういった種はエキスに活性が見られた時点で更に種同定作業に進める。ソフトコーラルは，海洋プランニングで行うか，イスラエルのBenayahu先生同定を御願いした。その他生物種についても，グループ内で同定が困難な場合は協力を依頼している先生方に同定をお願いしている。

③海洋動植物エキス化
採取した海洋生物サンプルは，一時冷凍ストックそのままメタノール抽出し，その後，酢酸エチルと水にて分配し，1種当り2検体のエキスを作製している。現在，エキス数は約1500検体となっている。作製したエキスは，一部販売用にDMSOに溶解した状態で保存し，その他は凍結乾燥後-20℃の冷凍庫に保存している。エキスは，共同研究先のアッセイ用，製薬，健康食品会社への販売に使用している。また，自社ではHPLCによるプロファイリングを行い，データベースに加えている。

また，海藻や陸上植物などの食歴が確認されている素材に関しては，サンプルを乾燥させた後，50%エタノール水溶液で温抽出を行い，抽出液を濃縮・乾固させ，エキスとしている。それらは約100検体だが，今後，さらに検体数を増やすと同時に自社及び共同研究先でもアッセイも行っていく。

（３）化合物ライブラリー構築

得られたエキスは，HPLC，UPLC/MSを用いてプロファイリングを行ってエキスの付加情報をしてデータベース化している。
琉球大学 田中先生, 海洋大学 永井先生, 産総研 新家先生との共同研究において，弊社で採集した海洋生物エキスから，既知中心であるが化合物ライブラリーを構築して頂いている。これらは, 後述する各所でのスクリーニング結果を基に分離された化合物を含み, 現在では100種類程度の化合物を集積している。これら化合物は現在も増加中であり,今後更に化合物数を増加させる。

（４）微生物資源ライブラリー構築

①海洋微生物分離
採集した海洋生物及び，海底泥，漂流物などから，糸状菌及び放線菌を中心に分離している。現在，糸状菌300株，放線菌2200株，バクテリア1000株を分離して，-80℃の冷凍庫にて凍結保存している。海洋由来放線菌については，塩を要求する株に新種が高頻度で確認され，更にそれらの株は新規の化合物を高確率で生産していることが確認された。OPBIOでは現在，塩を要求する株を中心に収集している。

②陸上微生物分離
陸域で採集した土壌，リター等から，糸状菌及び放線菌の分離を行なっている。現在まで糸状菌400株，放線菌107株を分離し，海洋微生物と同様に-80℃の冷凍庫にて凍結保存を行っている。

③酵母・乳酸菌分離
地元に伝承され効能があるとされる素材や採集した海藻，果物，野菜などから酵母，乳酸菌の分離を行なっている。現在まで酵母300株，乳酸菌300株を分離し，-80℃にて凍結保存をしている。

④微生物培養液エキス化
現在，放線菌では4200検体，糸状菌では1200検体あまりの培養液エキスがあり，それらを96穴プレートに分注し，販売や共同研究先のアッセイ用として使用している。

なお，収集した微生物は共同研究先である産総研及び製品評価技術基盤機構にてDNAシーケンス（16S,18S）を行い同定を行っている。

（５）アッセイ，スクリーニング

現在，OPBIO及び共同研究先にて20種以上のアッセイが稼動している。1次スクリーニングの結果はデータベースに反映している。
沖縄産素材（海藻やフルーツ）から分離した乳酸菌については，ＭＲＳ及び沖縄産素材（フルーツジュースなど）を発酵させ，その発酵液を用いて，チロシナーゼ阻害，抗酸化活性などを自社で評価した。
その結果，チロシナーゼ阻害活性を用いたアッセイで，非常に活性の高い株が1株（Ｋ４１株）見つかった。この株は，ある沖縄産フルーツから分離した株である。この株を用いて，あるフルーツを発酵させると更に活性が上昇することが判明した。他の株で，ＭＲＳ発酵液で活性の高いものを用いて，上述と同じ素材を発酵させても効果はそれほど上昇しないのでＫ４１は上述の，ある素材と相性が良い株であると考えられる。

このＫ４１株を用いた発酵物を用いて，現在美白化粧品の材料開発を行っている。チロシナーゼ阻害活性以外にもメラノーマＢ１６細胞を用いたアッセイでコウジ酸に匹敵する効果を示しているので有望であると考えている。現在，特許出願中である。
また，石垣産海綿から神経突起伸張活性化合物（新規化合物）が単離された。現在特許申請中であるが，この化合物が得られた海綿は石垣でもTOP５に入るほどの分布量が多い種である。今後動物実験へステップアップさせるが，その際に必要な海綿素材は地元漁師さんに採集してもらうことの他，更に量が足りない部分は増養殖も検討し，地元への経済波及にも貢献するモデルをして進めたい。その他，共同研究先から新規活性化合物分離の報告が入ってきている。

（６）伝承効能聞き取り調査

八重山地方，沖縄本島地方及び九州地方において，地元に伝承される効能があるとされる素材の聞き取り調査を行っている。
現在，文献や公開されているDBに登録されていない情報が八重山地方で63件，本島地方で37件，九州地方で47件集まっている。この情報に基づいた素材も収集して，エキス化をしている。

      
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   <title>研究体制</title>
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   <published>2009-06-16T09:07:45Z</published>
   <updated>2009-06-16T09:11:12Z</updated>
   
   <summary>（１）　研究組織 沖縄県石垣市に研究開発の拠点である石垣研究所を建設し，生物資源...</summary>
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      （１）　研究組織

沖縄県石垣市に研究開発の拠点である石垣研究所を建設し，生物資源収集のコアとした。生物資源収集から採集的には化合物精製まで，共同研究先を含め効率的に分業できる体制を構築した。
以下研究開発の体制を示す（図１）。

①素材収集
　OPBIO，海洋プランニング㈱及び地元の漁師さんにて行った。
②微生物株分離
　微生物株分離作業は，上記採集資源を利用し，OPBIO，産業技術総合研究所，製品評価技術基盤
  機構，沖縄工業高等専門学校にて行った。
③エキス化
　採集した生物資源のエキス化はOPBIO及び産業技術総合研究所にて行った。
④プロファイリング
　得られたエキスのプロファイリングはOPBIO，産業技術総合研究所にて行った。
⑤化合物単離
　化合物の単離はOPBIO，東京海洋大学，琉球大学及び産業技術総合研究所にて行った。
⑥アッセイ，スクリーニング
　アッセイ，スクリーニングはOPBIO，琉球大学，東京海洋大学，産業技術総合研究所，名古屋大学，
  群馬大学，鹿児島大学，北里大学，沖縄高専で行った。

（２）管理体制

研究統括管理者は現代表取締役の金本昭彦が勤め，OPBIO石垣研究所，共同研究先の研究開発の進展状況把握，事業化計画の策定を行った。

（３）研究者氏名及び人員

研究員１
氏　　名：藤原健史
職　　名：生物資源グループ　サブリーダー

研究員2
氏　　名：安慶名美香
職　　名：生物資源グループ　

研究員3
氏　　名：栗原祐子
職　　名：生物資源グループ　

研究員4
氏　　名：藤原亜美
職　　名：生物資源グループ　

研究員5
氏　　名：神谷洋介
職　　名：生物資源グループ　

研究員6
氏　　名：福原麗子
職　　名：生物資源グループ　

研究員7
氏　　名：広瀬（安元）美奈
職　　名：生物資源グループ　

（４）外部からの指導・協力者名及び指導・協力事項

所　　属：東京海洋大学
氏　　名：永井　宏史
職　　名：教授
導又は協力を受ける事項：エキスライブラリー品質の検討，生理活性物質探索（各種アッセイ）

所　　属：琉球大学
氏　　名：田中淳一
職　　名：助教授
指導又は協力を受ける事項：ライブラリー品質の検討，生理活性物質探索（各種アッセイ），化合物ライブラリー構築

所　　属：産業技術総合研究所
氏　　名：新家一男
職　　名：生物情報解析センター　機能ゲノムグループ　ケミカルバイオチームリーダー
指導又は協力を受ける事項：有効成分スクリーニング，化合物単離

所　　属：東京大学
氏　　名：渡部終五
職　　名：教授
指導又は協力を受ける事項：メタゲノムライブラリーに関するアドバイス

所　　属：㈱ハイファジェネシス，玉川大学
氏　　名：奥田徹
職　　名：ＣＥＯ，教授
指導又は協力を受ける事項：生理活性物質探索（各種アッセイ），ライブラリー共有，営業支援

所　　属：沖縄工業高等専門学校
氏　　名：池松真也
職　　名：教授
指導又は協力を受ける事項：微生物（酵母，乳酸菌中心の分離，スクリーニング）

所　　属：製品評価技術基盤機構（現北里大学）
氏　　名：中島琢自
職　　名：研究員
指導又は協力を受ける事項：微生物分離，同定法指導

所　　属：国立科学博物館
氏　　名：細矢　剛
職　　名：研究主幹
指導又は協力を受ける事項：微生物分離指導

      
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   <title>研究開発の背景・研究目的及び目標</title>
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   <published>2009-06-16T09:04:26Z</published>
   <updated>2009-06-16T09:07:37Z</updated>
   
   <summary>亜熱帯に位置する沖縄県は多様な生物資源に恵まれている。研究者や企業が，それらの生...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.bio-portal.jp/result/">
      亜熱帯に位置する沖縄県は多様な生物資源に恵まれている。研究者や企業が，それらの生物資源を利用して医薬品，健康食品，化粧品の開発を企画した場合，それぞれが個別にアクセスして研究開発を行っているのが現状である。しかし，個別に研究開発を行った場合，材料収集においてフィールド慣れしていない場合幅広く種類を集めること，量を確保することは困難であることが予測される。更に陸上であったらまだ良いが，対象が海洋となるとその困難さは倍増することが予測される。沖縄県の生物資源を使って各研究者，企業に医薬品，健康食品，化粧品の開発を推進してもらう為にも生物資源ライブラリーの構築及びデータベース化が必要であると考えられた。

これまで約30年にわたり，海洋生物のもつ天然化合物から医薬品を見出そうという試みがなされてきた。ある意味，海洋生物の天然物に関する研究は歴史が浅いのである。それでも，その間の極めて多くの研究の結果，医薬品として有望な化合物がいくつも見出されてきた。そのうち，いくつかの海洋生物に由来する天然化合物が臨床段階にはいっており，重症の慢性疼痛に対する非オピオイド性鎮痛剤Prialt（一般名ziconotide；イモガイ由来の化合物）はヨーロッパとアメリカにおいて承認され現在販売中である。また，ecteinascidin 743（群体ホヤ由来の化合物）は，新しい抗がん剤として上市されようとしている。また，複数の抗がん剤が臨床試験中である。ところで，これら有望な活性を示す天然化合物群はほとんど例外なく世界中の熱帯・亜熱帯に生息する海洋生物から得られている。

この理由は不明であるが熱帯・亜熱帯地域では生物多様性が幅広いことと考え合わせて説明されている。つまり，日本において，地理的にこのような有望な化合物を含む海洋生物が生息する地域は限られるが，沖縄県は全県がその対象地域となる。そのような観点から日本においても数大学の研究グループによって沖縄県産の海洋生物を対象として有用活性物質を探索する研究が行われてきた。しかしながら，沖縄の海洋生物からは今までのところ医薬品開発に直接つながるような化合物は見出されていない。これは，採取対象生物がおもに研究者自身によって行われており，潜水作業および採集技術などに精通した潜水業者が行っていなかったことも一因と考えられる。　

弊社のグループ会社である海洋プランニング㈱は，環境調査や環境アセスメント等に伴う海洋生物調査を中心に行っている。日本6箇所に事業所を置き，全国の海で潜水を行い海洋生物の分布調査を行ってきた。中でも沖縄においては，数ある調査会社の中でも，いち早く海洋生物調査を業務として開始し，県内でも有数の調査実績を挙げてきた。我々が潜水調査をしていて感じていたことは，沖縄には非常に多様性に富んだ生物が生息していることである。ある時，某製薬会社の天然物創薬研究者に，弊社業務のことをお話ししたところ，非常に興味を持っていただき，是非，創薬の為のシーズ化合物探しに使用するため，海洋生物をサンプルとして欲しいということになった。もし，沖縄の海に存在する多様性に富んだ生物が医薬や機能性食品に応用できるのなら面白いのではと感じたのが本研究開発，事業化を目指したキッカケである。

本研究開発では，沖縄県の地域特性である生物多様性に富んだ亜熱帯生物資源を収集し生物資源ライブラリーを構築することを目的とした。ライブラリー構築にあたって，ユーザーへの聞き取りによるニーズ調査を行い，実際にユーザーが活用し易いライブラリー構築を目指した。生物資源収集においては，これまで培った海洋調査技術を活かし，サンプリングを行い，海洋動植物はエキス化を行い，エキスライブラリーの構築を行い，海洋微生物，陸上微生物については分離株ライブラリーを構築後，培養，抽出して培養後エキス化を行い微生物培養液エキスライブラリーを構築する。さらにそれらエキスライブラリーは販売すると供に共同研究先と供にアッセイ，スクリーニングを行い活性化合物を単離して化合物ライブラリーを構築することを目的とした。収集し，採集地点情報，生物分布状況，生物の特性（シーケンス情報，種同定），エキスプロファイル情報，アッセイ情報を付加しデータベース化を行い，より付加価値の高いライブラリーを構築する。

      
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   <title>当該プロジェクト連絡窓口</title>
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   <published>2009-06-16T09:01:53Z</published>
   <updated>2009-06-16T09:02:42Z</updated>
   
   <summary>㈱ジェノラックBL沖縄研究室 研究員　田福宣治 tafuku@genolac-b...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.bio-portal.jp/result/">
      ㈱ジェノラックBL沖縄研究室
研究員　田福宣治
tafuku@genolac-bl.jp

      
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   <title>事業化に向けての課題及び今後の取り組み</title>
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   <published>2009-06-16T09:00:45Z</published>
   <updated>2009-06-16T09:01:49Z</updated>
   
   <summary>動物用ワクチンの課題は、１）本事業期間で得られなかった薬効をより明確に示すための...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.bio-portal.jp/result/">
      動物用ワクチンの課題は、１）本事業期間で得られなかった薬効をより明確に示すための継続的な研究実施、２）本事業中で得られた新知見を事業化へ展開するための方向性の確立、ならびに３）ワクチンプラットフォーム技術としての適用拡大である。一方、免疫賦活化剤は、１）飼料添加剤への展開に向けた規格化、２）注射剤として利用可能な疾患の絞り込み、および３）対象動物での評価試験の実施である。具体的な検討内容としては、新たな発現様式として乳酸菌分泌発現系を利用した抗原送達方法や、共投与に使用する免疫賦活化剤の選択および新たな乳酸菌株を追加することを視野に入れた検討である。

（１）発現様式の改善

発現様式としては既に分泌発現系および細胞内発現系の構築を完了しているため、今後これらを原薬として薬効評価を試みることで、さらなる検証を進める。

（２）投与経路・投与量・投薬スケジュールの確立

経口投与での血中での免疫応答のみならず、経鼻ルートでの投与量や投薬スケジュール、細胞性免疫の解析等に向けた検討が必要であると考えている。

（３）免疫賦活化剤との併用などによる免疫原性の増強
　　	
今後の事業化に向け、本事業終了後も継続して沖縄研究室を維持することが不可欠である。さらに、琉球大学を中心とした感染症研究の拠点機関との連携を深め、共同研究から得られる成果も有効に活用し、ワクチン研究については製薬企業へのアライアンス活動に重点的に取り組むことで2～3年後に臨床ステージへと開発を進展さ、5年後の事業化を目指す。一方、免疫賦活化剤については、更なる実証研究を重ね、3年後の販売開始を目指したい。

      
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   <title>成果概要</title>
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   <published>2009-06-16T08:33:33Z</published>
   <updated>2009-06-16T08:59:58Z</updated>
   
   <summary>本事業期間において、下記の項目を中心に研究開発を行った。その結果は項目ごとに記載...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.bio-portal.jp/result/">
      <![CDATA[本事業期間において、下記の項目を中心に研究開発を行った。その結果は項目ごとに記載する。

（１）最適な感染防御抗原の選択およびそれらの中の有効なドメインの選択と発現様相の解析
西ナイル熱ウイルスおよび日本脳炎ウイルス（以下JEV）の構成タンパク質についての情報をもとに、両ウイルスの抗原候補の交叉性を見いだした。その結果をもとにそれ以降の試験においてはJEVの遺伝子情報を鋳型として、各種スクリーニングを実施した（図2）。スクリーニング方法としては、DNAワクチンおよび精製抗原タンパク質を使用した免疫原性の確認ならびにウイルス中和能を指標とした（図3）。

その結果、ワクチン候補抗原としては、免疫原性が高く、中和活性を示した外殻タンパク質（Eタンパク質）のドメインⅠ-Ⅲ領域（全長）、ドメインⅠ-Ⅱ領域、ドメインⅢ領域および免疫誘導の観点から細胞性免疫の誘導が期待される非構造タンパク質（NS-1）の4種類を選定した。これら4種類については（２）の乳酸菌発現系へと研究段階を進めた。

<a href="http://www.bio-portal.jp/result/img/geno2.html" onclick="window.open('http://www.bio-portal.jp/result/img/geno2.html','popup','width=463,height=320,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.bio-portal.jp/result/img/geno2-thumb.gif" width="300" height="207" alt="" /></a>

                                           図2：JEV抗原タンパク質の選定

<a href="http://www.bio-portal.jp/result/img/geno3.html" onclick="window.open('http://www.bio-portal.jp/result/img/geno3.html','popup','width=415,height=306,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.bio-portal.jp/result/img/geno3-thumb.gif" width="250" height="184" alt=""  /></a>
<a href="http://www.bio-portal.jp/result/img/geno4.html" onclick="window.open('http://www.bio-portal.jp/result/img/geno4.html','popup','width=400,height=419,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.bio-portal.jp/result/img/geno4-thumb.gif" width="250" height="261" alt="" /></a>

                              図3：JEVドメインⅢの免疫原性およびウイルス中和活性

（２）目的抗原を発現する乳酸菌表層発現システムの構築および改良

スクリーニング結果から得られたワクチン抗原候補の遺伝子情報をもとに、乳酸菌発現用の各種形質転換ベクターを構築した。選定したEタンパク質の3種類は何れも中和活性が確認されている。そのうちドメインⅢは10 kDa程度と比較的分子量も小さく乳酸菌表層発現様式の最適化により発現量を向上させることに成功した。さらに、ドメインⅢについては表層発現系以外にも分泌発現系および細胞内発現系を構築し、それぞれ形質転換体を取得することに成功した（図4）。

<a href="http://www.bio-portal.jp/result/img/geno5.html" onclick="window.open('http://www.bio-portal.jp/result/img/geno5.html','popup','width=527,height=320,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.bio-portal.jp/result/img/geno5-thumb.gif" width="450" height="273" alt="" /></a>

                    図4：各種日本脳炎ウイルス抗原を表層発現した乳酸菌菌体の取得状況

（３）表層発現乳酸菌の大量培養方法の確立

試験管・フラスコスケールの培養では、発現量に大きなばらつきが生じたため、pH調整が可能な10Lスケールファーメンターを導入し、培養特性の解析と培養方法を確立した。その結果、培養条件については最適条件を確定することができた。一方、遺伝子組換え体の環境への放出を避けるため、組換え体の完全死菌化を検討した。そのプロセスについては、非組換え体を用いた予備検討で死菌化条件を設定後、実際に組換え体へと変更して検討を重ねた。ラボレベルでは、組換え体が完全に死菌化でき、表層発現した抗原の量には影響を及ぼさない死菌化プロトコルを確立した。また、大量培養の試験としては70Lまでのスケールアップを実施した。

（４）免疫賦活化剤の開発（有効性評価）

天然の高分子量アミノ酸ポリマーであるポリガンマグルタミン酸（以下PGA）を選択し、免疫賦活効果を評価した。第一段階としてモデル抗原に卵白アルブミン（以下OVA）を使用し、抗体産生能を血清IgGを指標として注射による免疫賦活効果を評価した。その結果、既存のアルミミウム塩に比べると効果は低いものの、PGAにおいても抗OVA抗体産生能増強効果が確認でき、免疫賦活効果が確認された。次に、中和活性を示すことがわかっているJEVドメインⅢに抗原タンパク質を切り替えて評価試験を実施した。その結果、PGAを使用することで抗JEVドメインⅢ抗体産生増強効果を確認した。

<a href="http://www.bio-portal.jp/result/img/geno6.html" onclick="window.open('http://www.bio-portal.jp/result/img/geno6.html','popup','width=564,height=502,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.bio-portal.jp/result/img/geno6-thumb.gif" width="250" height="222" alt="" style="float:left;" /></a>

<a href="http://www.bio-portal.jp/result/img/geno7.html" onclick="window.open('http://www.bio-portal.jp/result/img/geno7.html','popup','width=513,height=491,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.bio-portal.jp/result/img/geno7-thumb.gif" width="250" height="239" alt="" /></a>

                                               図5：PGAの免疫賦活化効果

（５）ワクチン効果確認のための動物実験（抗体価、ワクチン防御効果、安全性試験等）

Ｅタンパク質のドメインⅢおよび全長領域を発現する組換え乳酸菌を製造し、ワクチン効果確認のため動物実験を実施した。薬効判定の上で重要な判断基準となるチャレンジ試験（感染防御効果）については、予備実験の結果、ウイルスの投与経路と投与量（LD50）を確定した。今後、この評価系の確立により、迅速に検体の有効性を評価可能である。これらの評価系を用い、組換え乳酸菌（死菌化済み）のマウスへの経口投与によりワクチン効果を検証したが、血清中に有意な抗JEV Eタンパク質抗体価の上昇を示すデータは得られなかった。一方、乳酸菌発現菌体の可溶化物の経鼻投与では、実験的に使用される免疫賦活化剤(コレラトキシン：CT)との共投与で、ウイルス中和活性をもつ特異抗体の誘導が確認された。（図6）

<a href="http://www.bio-portal.jp/result/img/geno8.html" onclick="window.open('http://www.bio-portal.jp/result/img/geno8.html','popup','width=569,height=452,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.bio-portal.jp/result/img/geno8-thumb.gif" width="500" height="397" alt="" /></a>
                    　　　　　　　　　図6：可溶化乳酸菌の免疫原性評価

この結果は、乳酸菌で表層発現させた抗原が感染防御能を有することを示している。そこで、抗体誘導能の増強を目指し、乳酸菌に発現させるウイルス抗原量の増加を図り、経口ルートからの投薬を継続したが、現有の表層発現系では、感染防御免疫を賦与するために必要な抗原量に達しない可能性があり、発現様式改善の必要性が示された。

さらに、乳酸菌発現系の基礎に立ち返り、その他の抗原タンパク質との組合せによりワクチン効果の確認実験を行った。その際、モデル抗原としてはJEVドメインⅢと分子量的にも同等であり、ヒトの子宮頚がんの原因ウイルスであることが判明しているヒトパピローマウイルス（以下HPV）のE7タンパク質を選定した。JEVドメインⅢと同様の製造方法で作製したHPV E7タンパク質を発現した組換え体を用いて評価した結果、HPV E7に対する特異的免疫応答が確認された。これらの結果から、乳酸菌発現系とJEV Eタンパク質との組合せに課題があることが示唆された。

（６）その他

ワクチン抗原候補のスクリーニング時に作製した精製抗原タンパク質を用いて、JEVに対するタンパク質性のサブユニットワクチンの可能性を検証した。その結果、JEV　NS-1の経鼻投与の実験から学術的にも興味深い新知見が得られた。
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   <title>研究体制</title>
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   <published>2009-06-16T08:28:19Z</published>
   <updated>2009-06-16T08:32:20Z</updated>
   
   <summary>（１）研究組織 ㈱ジェノラックBL本社研究所ならびに沖縄研究室 本社研究所（大阪...</summary>
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      <![CDATA[（１）研究組織

㈱ジェノラックBL本社研究所ならびに沖縄研究室

本社研究所（大阪）の研究拠点以外に沖縄県内での研究拠点として、採択時より琉球大学分子生命科学研究センター内に沖縄研究室（レンタルラボ）を設置することができ、沖縄県内での研究開発基盤を構築した。研究スタッフには沖縄県在住者を起用し、研究室の運営および研究体制を整備した。さらに、琉球大学との共同研究を中心に各種社外との委託研究も実施し、研究者間の交流を行うことで、産学連携体制の強化と有機的な研究開発ネットワークの構築も図っている。

<u>琉球大学分子生命科学研究センター</u>

遺伝子組換え体の培養実験、マウスを用いた非（前）臨床試験での免疫応答確認実験時の施設利用等
<u>琉球大学大学院医学研究科</u>
ウイルス感染実験時の施設利用等
　　
（２）管理体制

㈱ジェノラックBL本社（大阪）にて一括管理した。沖縄研究室と琉球大学内の研究機関との連携については、沖縄研究室に責任者を置き、毎月研究進捗報告会を開催することで、各機関の進捗状況を確認できる体制を取った。また、沖縄研究室で取り纏めた各機関の研究進捗情報は、毎月本社で開催する月例報告会にて詳細の確認を行い、沖縄研究室ならびに共同研究機関の進捗状況を本社で一括管理する体制を構築した。さらに、定期的に本社から研究統括者が共同研究先および外部委託試験実施先に訪問し、詳細な試験の進捗管理も行った。
　
（３）研究者氏名及び人員
　　　
㈱ジェノラックBL本社研究所（氏名・担当）
瀬脇智満　研究統括
遊橋健一　遺伝子組換えの作製および評価
野村栄司　遺伝子組換え体の作製および評価
三股亮大朗　小動物（マウス）を用いたワクチン評価

㈱ジェノラックBL沖縄研究室
田福宣治　小動物（マウス）を用いたワクチン評価
川上博哉　抗原タンパク質の精製および性状評価
竹村康保　遺伝子組換え体の培養および性状評価
傳田淳子　遺伝子組換え実験（研究補助）
小林海央　遺伝子組換え実験（研究補助）

（４）外部からの指導・協力者名及び指導・協力事項

①大学（氏名・所属・役職）
新川武　琉球大学分子生命科学研究センター　分子感染防御分野　准教授
指導・協力事項：動物による評価、粘膜ワクチン技術の研究開発に関する協力
只野昌之　琉球大学大学院医学研究科　准教授
指導・協力事項：ワクチン候補抗原の最適化・ウイルス感染実験に関する協力
佐藤朝光　福岡大学薬学部　助教
指導・協力事項：乳酸菌の染色体への遺伝子組込み実験に関する協力

②その他（氏名・所属・役職）
喜久川政直　㈱AMBiS　代表取締役社長　
指導・協力事項：組換え微生物大量培養条件の最適化に関する研究支援及び指導
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   <title>研究開発の背景・研究目的及び目標</title>
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   <published>2009-06-16T08:23:01Z</published>
   <updated>2009-06-16T08:25:25Z</updated>
   
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      <![CDATA[近年、SARSや高病原性鳥インフルエンザなどの出現をみてもわかるように、平均して毎年ひとつの新興・再興感染症が世界の各地で出現しており、それらの中には世界規模での感染爆発が懸念されているものもある。我が国をはじめ、世界におけるワクチン需要は年々増加傾向を示し、2006年の世界市場は約6,600億円にも達している。

このような状況の中で、西ナイル熱及び日本脳炎について見てみると、これら2種類のウイルスとも蚊によって媒介され、ブタ、ウマもしくは鳥を介して感染範囲を広めている。西ナイル熱感染は1999年にニューヨークで勃発し、2003年までに全米に広がった。2004年末には患者数は12,000人以上、死者は300人を超えている。また、14,000頭のウマに発病が確認され、3,000頭以上が死亡している。

本邦には西ナイル熱ウイルスの侵入は確認されていないが、本感染症に対するヒト用ワクチンは開発されていない。また、日本脳炎ワクチンに関する本邦の現状を見ると2005年に厚生労働省から日本脳炎ワクチン接種の積極的な勧奨を差し控える勧告が発令され、ヒト用の日本脳炎ワクチンは従来のマウス脳乳剤としての製品からVero細胞等を用いた細胞培養系による新しい製造法への切り替えのため、臨床試験が進められている。

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図１：西ナイルウイルス（赤部分）及び日本脳炎ウイルス分布図（緑部分）

このような社会的背景のなか、本邦においても2007年にワクチン産業ビジョンが公布され、新たなワクチンプラットフォームや免疫賦活化剤の研究開発が行われている。また、少子高齢化の現代では、ワクチンの社会的需要は感染症予防という側面だけでなく、治療の側面からもそのニーズが増大することが予想される。

そこで、本研究開発事業では、フラビウイルス属に分類され、人獣共通感染症でもある西ナイル熱ウイルスおよび日本脳炎ウイルスを対象とし、その中間宿主となる動物（ブタ・トリ・ウマなど）に利用可能な新規経口投与型乳酸菌ワクチンの開発を目指す。また、併せて免疫賦活化剤についても検証試験を行い、事業化への展開を検討する。
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