バイオテクノロジー辞典

チミンダイマー(thymine dimer)

チミンの2量体。DNAに紫外線照射を行なうと、隣接するチミン間で化学結合が起こり2量体(分子が2個重合したもの)が形成される。このためDNAやRNAの合成異常がおこり、細胞は死滅する。この現象は初めチミンダイマーの発見により確認されたが、シトシンとの間にも結合が行なわれ、ピリミジンダイマーといわれる。細胞はこのピリミジンダイマーを元に戻したり(光回復)、障害のあるDNA部分を除去し修復する機能を持っている。しかし、遺伝病の1つである色素性乾皮症では除去修復機能が遺伝的に欠損している。

株式会社AMBiSより

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